毎日悩ましい献立作り。例えば冷蔵庫に豚肉があったら、何を作りますか？ ピンとくるメニューが思い浮かばない日は、献立ごとプロのレシピに頼ってみるのもいいかもしれません。今回は人気の献立の中から、2～3品を20分以内に作れる豚肉がメインの献立をご紹介します！
「豚肉とブロッコリーのにんにくみそ炒め」の献立
豚肉とブロッコリーのにんにくみそ炒め
【材料・２人分】
豚こま切れ肉…200g、ブロッコリー…3/4個、しめじ…1パック(約100g)、塩・粗びき黒こしょう…各少々、ごま油…大さじ1、合わせ調味料（おろしにんにく…1/2片分、酒・みりん・みそ…各大さじ1）
【作り方】
1.ブロッコリーは小房に分け、茎は皮を厚めにむいて食べやすい大きさに切る。しめじはほぐす。豚こま切れ肉は塩、粗びき黒こしょう各少々をふる。
2.フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、豚肉、しめじをしっかり焼き色がつくまで約2分炒める。端に寄せてあいたところにブロッコリーを加えて約2分炒め、合わせ調味料を回し入れ、炒め合わせる。
（1人分383kcal、塩分1.5g）
さつま揚げといんげんのレンジ煮
【材料・2人分】
さつま揚げ…3枚、さやいんげん…80g、万能ねぎ…1/5束、水…1/2カップ、塩…小さじ1/4、しょうゆ…少々
【作り方】
1.さやいんげんは長さを3つに切り、さつま揚げは四つ切りにする。万能ねぎは3cm長さに切る。
2.口径18cmの耐熱ボウルに水1/2カップ、いんげん、さつま揚げ、塩小さじ1/4、しょうゆ少々を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ（600W）で約6分加熱する。熱いうちに万能ねぎを加えてさっと混ぜる。
（1人分75kcal、塩分1.7g）
ごはんが進む香ばしいみそ炒めと、レンチンでできるあっさり煮物の組み合わせ。メインの下ごしらえをしたら、炒める前に副菜の煮物をレンジへ。レンジ煮を完成させてからメインを炒めると、熱々のまま食卓へ提供できます。
※このレシピでは電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.8倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
「豚肉とチンゲン菜の重ね蒸し」の献立
メニューは「豚肉とチンゲン菜の重ね蒸し」「かぶの葉つきサラダ」「水菜と麩のみそ汁」の3品。
野菜がたっぷりとれるヘルシーな献立。サラダ、メイン、みそ汁の順に作ります。まずかぶに塩をふって5分おき、レモンとオリーブ油であえます。重ね蒸しは、フライパンにチンゲンサイ、エリンギ、豚こま肉の順にのせてバターと酒を入れて蒸し煮に。蒸している間にみそ汁を仕上げましょう。
「豚しゃぶのねぎとろのっけ」の献立
メニューは「豚しゃぶのねぎとろのっけ」「なすとパプリカのみそマヨ炒め」「豆腐とパクチーのあえもの」の3品。
めん棒でたたいた長いもの食感が楽しい変わり豚しゃぶがメイン。万能ねぎやごまを加えた風味豊かな一皿です。豚肉に塩をふったら、ボウルであえるだけの小鉢を作り、豚肉をゆでて、ねぎとろ、炒めものを作ります。
「豚こま簡単酢豚」の献立
メニューは「豚こま簡単酢豚」「トマトとみょうがのごまあえ」「さつまいもの中華スープ」の3品。
時間のかかる酢豚も、豚こま肉で揚げずに作れば簡単。まずごまあえを作り、メインとスープの下ごしらえをします。酢豚の肉は片栗粉などをもみこんで一口大に丸め、フライパンでこんがり焼いて。野菜を炒め始めたら、スープを火にかけます。
「豚とさつまいもの甘酢炒め」の献立
メニューは「豚とさつまいもの甘酢炒め」「ブロッコリーののりドレッシング」「小松菜と落とし卵のスープ」の3品。
豚肉とさつまいもを甘辛く炒め合わせた秋らしい一皿。まず3品の下ごしらえを済ませ、ブロッコリーはレンジで加熱、スープは火にかけます。メインの炒めものは副菜とスープを仕上げてから取りかかって。
手間のかからない副菜やスープを組み合わせれば、20分でもにぎやかな食卓に。色彩豊かな料理は、栄養も満点です♪
文＝齋藤久美子
