いつもは脇役に徹することの多い玉ねぎ。ただカットするだけでなく、みじん切りやすりおろすことで幅広い料理に登場する、使い回しやすい野菜のひとつです。今回はそんな玉ねぎを主役にしたおかず5選をご紹介。丸ごとの玉ねぎに切り込みを入れて焼いたり、甘みを引き出す加熱調理が決め手です。イタリアン風やハニーマスタードなど、いつもとはちょっと違う味付けも楽しんでみて。
玉ねぎステーキ
<材料・2人分>
玉ねぎ横 1/2個、トマト 小1個、オリーブ油 大さじ1、バター 10g、好みでパセリのみじん切り、粉チーズ
<作り方>
1. 玉ねぎとトマトは、横に半分に切る。
2. フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎを並べて焼く。下の面に焼き色がついたら上下を返し、端に寄せてトマトを並べて焼く。トマトの両面に焼き色がついたらバターを加えてからませる。好みでパセリのみじん切りと粉チーズをふっても。
(125Kcal、塩分0.1g)
オリーブ油でじっくりと加熱してイタリアン風に仕上げます。ほのかな酸みのあるトマトと一緒に食べれば、さわやかな味わいに。最後にふりかける粉チーズの程よい塩けとコクが、玉ねぎのうまみを引き出します。
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蒸し玉ねぎのオーロラソース
オーロラソースはマヨネーズとトマトケチャップを混ぜて作ります。ちょっぴり加えたタバスコがアクセント。
玉ねぎのハニーマスタード
玉ねぎのシャキシャキとした歯ごたえが食欲をそそる1品。はちみつ、粒マスタード、しょうゆで味つけてからは焦げやすいので、手早く炒めてくださいね。
玉ねぎの甘辛炒め
1cm幅に切った玉ねぎを砂糖、しょうゆ、酒で炒めます。パパッと作れるので、お弁当のすき間埋めおかずとしても利用できそう。
焼き玉ねぎ
玉ねぎは薄皮をつけたまま調理するのがポイント。香味野菜とピーナッツを混ぜたみそをぬり、こんがりと焼き上げましょう。
高温多湿を避けた場所であれば、常温でも1〜2ヶ月と長期保存ができる玉ねぎ。1個ずつ新聞紙などで包むことで日当たりと湿気から守ることができます。水分が多く含まれた新玉ねぎは傷みやすいので、購入後一週間をめどに使い切るようにしましょう。
文=河野あすみ