冬から春は「やりいか」がおいしい季節。火を通しても身がやわらかく甘みのある味わいが楽しめるため、加熱調理にも向いている食材です。いか料理はハードルが高い…と思っている人も多いかもしれませんが、炒め物なら皮むき不要なので実は意外と簡単。旬の味をぜひ食卓で堪能してみてください!
いかとキャベツのマスタード炒め
【材料・2人分】
いか…1ぱい、キャベツ…5〜6枚(約300g)、赤とうがらしの小口切り…1本分、新しょうがのせん切り…2かけ、合わせ調味料(酢…大さじ1と1/2、砂糖…大さじ1、粒マスタード…小さじ2、塩…小さじ1/2、こしょう…少々)、オリーブ油
【作り方】
1.キャベツは葉と軸に切り分け、葉は一口大に切り、軸は薄切りにする。いかはわたごと足を引き抜き、わたを除いて、胴は1cm幅の輪切りにし、足は食べやすく切る。
2.フライパンにオリーブ油大さじ1と、とうがらし、新しょうがを入れて強火にかける。香りが立ったらいかを加え、色が変わるまで炒める。
3.キャベツを加えて約2分炒め、油がまわったら合わせ調味料を加え、さっと炒め合わせる。
(1人分221kcal、塩分2.6g)
いかとキャベツの相性のよさを実感できるレシピ。いかのうまみがキャベツにもしみこみ、箸が止まらなくなる一品です。粒マスタードとしょうががさわやかに香ります。
いかのわたみそ炒め
いかとじゃがいもを、いかわたと甘辛いみそを合わせた「わたみそ」で炒めた大人の一皿。日本酒やビールのおともにぴったり!
いかとパプリカのガーリックソテー
にんにくと赤とうがらし、オリーブオイルを使ってペペロンチーノ風に炒めても◎。いかは加熱しすぎないように弱火で蒸し焼きにします。15分でできる時短レシピ。
いかとなすのイタリアン炒め
なすと一緒にたっぷりのオリーブオイルで炒めた一皿は、ワインと相性抜群。刻んだパセリを混ぜ込んで鮮やかに仕上げましょう。
いかじゃがのキムチ炒め
じゃがいもを炒めたフライパンに、いかとキムチ、ねぎを加えて2分炒め、最後に酒としょうゆで調味すれば完成。キムチといかは炒める前に混ぜておくと、いかに下味がついて生臭さもとれます。
やりいかは透明または茶色のものが鮮度が高い証拠。鮮度が落ちてくると白っぽくなってくるので、選ぶときは色味をよくチェックしてみてください。いかの捌き方はレシピページの動画を参考に!
文=齋藤久美子