そろそろ1年近くになろうとするマスク生活。
かわいいマスクや耳の痛みを回避するグッズもいろいろ出回っていて、それなりに楽しんではいるのですが、買い物後の大荷物を積んだ自転車を必死にこいでいると息苦しくなったり、暖かい日だと汗でマスクの内側が蒸れちゃったり、とまだまだ悩みは尽きません。
そんなとき、テレビのニュース番組で見かけたのが、口とマスクの間に空間を作ってくれる「マスクインナーカバー」なるものの存在。
そんなのがあったらラクかも?と思っていたら、なんと【セリア】で発見! 早速ゲットして試してみることにしました。
「マスクインナーカバー2P」100円(税抜き)。
パッケージ写真を見ただけで、使い方や特徴が分かります。
「汗で蒸れる、息苦しい、喋りづらい」といったマスクあるある問題を、口とマスクの間に空間を作ることでマスク内の蒸れを軽減し、スムーズな呼吸を補助してくれるとか。
フォルムから、なんとなくアイスホッケーのマスクや映画「羊たちの沈黙」のレクター博士を連想してしまいます(笑)。
材質はポリエチレン。
サイズは約縦80×横100×奥行45mm。
使用する向きは、ドーム状に膨らんでいる三角形の頂点が上。
両サイドにフックがついています。
では、使用方法を参考にマスクにつけてみましょう。
といっても、不織布マスクなら簡単!マスクの内側のひだにフックを掛けるだけ。
使用上の注意には「マスクの形状によってフックが掛からない場合がございますが、そのままマスク内にセットしていただいてもマスクから落下することはございません」とあるので、ひだのないポリウレタン製マスクや布製マスクにも使えるよう。
とはいっても、インナーカバーがはみ出しちゃうような小さめの布製マスクだとツライかも。
フックを両方とも掛けたら、インナーカバーのセット終了。
試しにテーブルの上に置いてみると、鼻から口にかけての部分がしっかり膨らんでいることが分かります。
あとは、このインナーカバーを鼻と口に当てながら、マスクのひもを耳に掛けるだけ。
では、装着!
おぉ、確かにマスクが鼻や口に密着しない! 呼吸がしやすい~♪
長時間つけていると、マスクではなくこのインナーカバーが肌に当たる部分に汗がついてしまいそうですが(メイクしている時はファンデも)、「使用後は水洗いしてください」「よく乾燥させてから保管してください」とあるので、つけている途中でも汗がついちゃったなと思ったら水洗いしてしっかり拭けばよさそう。
ただし、「酸性・アルカリ性・アルコール等の成分の強いものは使用しないでください」とのことなので、アルコール除菌シートのようなもので拭くのは避けたほうがいいですね。
そのほか、チェックしておきたい点としては
●本商品は熱中症を防ぐものではありません。
●本製品の臭いが気になったり、息苦しさを感じた時や、気分が悪くなった時は使用を中止してください。
●万が一、かゆみ、かぶれ、肌が痛くなる等の症状が現れた場合は直ちにご使用をお止めください。
といったところでしょうか。
幸い、私は臭いも気にならなかったし、息苦しさも感じませんでしたが、長時間つけていると顔にうっすら跡がつかないかな?とも思うので、バッグにしのばせておき、必要なシーンになったらマスクの中に入れて使おうかな、と思います。
ジョギングやジム通いなど運動する人や、子どもの送り迎え時に知り合いとスムーズにお喋りしたい人、導入してみる価値あり!ですよ~。
文=カッパスキー