秋の味覚・ぶどうは好きだけど、皮と種を出さなきゃいけないのが面倒なんだよなぁ、と思っていたら、ここ数年で種なし&皮ごと食べられるものが続々と登場。
ひゃあ、うれし~!と喜んではいるものの、シャインマスカットやナガノパープルなどはお値段高めでそうそう手軽には買えません(涙)。
ところが! 先日【KALDI】をパトロールしているとき、「マジすかっ?」というものを見つけました。
なんと、その“高値の花”を使った果肉ソース「シャインマスカットとはちみつ」250g入り 486円(税込み)です。
スーパーなどで売られているシャインマスカットは小ぶりでも1000円近く。立派なものだと4000~5000円はするのに、それをワンコインで楽しめるなんて嬉しすぎる~。
嬉々としてゲットし、早速テイスティングすることに。
ふたを開けると、フルーティーでさわやかなシャインマスカットの芳香がフワ~ッと漂ってきます。はあ、これだけも買ってよかった~♪とテンションが上がること上がること(笑)。
スプーンでひとすくいしたところ、ジャムのようなかたさはなく、フルフルとろ~り。ジャム売り場に並んでいたものの、確かにこのゆるさは果肉ソースです。
シャインマスカットの果肉が目で見て確認できるのも、嬉しいところ。口にする前から期待がどんどん膨らみます。
が、ここはひとつ冷静に、ボトルの裏側に書かれている「おすすめの食べ方」を確認してみると――
◆ヨーグルト、パンのトッピングに
◆紅茶に適量入れてフレーバーティーに
◆冷・温水で3~4倍を目安に薄めて
とあります。ふむふむ、使い方としてはジャムのような感じ?
ついでに原材料をチェックすると、水あめ・砂糖混合ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、水あめ、ぶどう(国産)、はちみつ/増粘剤(ペクチン)、酸味料(クエン酸)、酸化防止剤(ビタミンC)、香料、乳酸Ca、着色料(紅花黄、クチナシ)とのこと。
だから、ボトルにも「国産シャインマスカット使用」としっかり書かれているんですね。
まずは、シンプルに味を確認しようと、パンに塗ってパクリ。
おぉ、これこれ! シャインマスカットの豊かな香りが鼻腔をくすぐり、さわやかな甘さが口じゅうに広がります。
加工品なのに、生のぶどうをかじったときのようなフレッシュ感にびっくり&感動。
この甘みは最初にシャインマスカット、あとからはちみつが追いかけてくる感じで、甘すぎず、くどくもなく絶妙のコンビネーションです。
続いて、いつも食べている無糖ヨーグルトにたら~り。
“ちょいがけ”しただけでマスカットのグリーンが白いヨーグルトに映えて、ホテルの朝食のようにグレードアップ!
お味は…というと、酸っぱめのヨーグルトにフルーティーな甘みが加わって、なんとも嬉しい甘酸っぱさに。ついつい「もうちょっと」とかけてしまいたくなるほど(笑)。
また、紅茶に入れると、たちまちフレーバーティーに。
夏場ならアイスティーに入れてもいいんでしょうが、時期も時期だし、温かい紅茶に入れたほうが香りがより引き立つような…。その芳香の優雅なこと!
フレッシュでやさしい甘みが、疲れた体と脳(!)にしみて、思わずまったりしてしまいます。
就寝前ならお湯に溶かしてフレーバードリンクとして楽しむのもいいでしょうし、すっきり味わいたいときは炭酸水で割るのもよさそう。
ただし、はちみつを使用しているので1歳未満の乳児に食べさせるのはやめましょう! ← ここ、注意。
一瓶しっかり250g入りなのに、アレコレ試しているだけでもおいしく楽しく、どんどん残り少なくなっていく勢い(笑)。
でも、開封前なら賞味期限は半年ほどあるうえ常温保存可能なので(開封後は要冷蔵!)、買いだめしておけば、ぶどうの旬が終わってもそのテイストが楽しめるんですから、サイコーです。
そう思う人が多いからか、はたまたテレビで紹介されSNSでバズったからか、品薄の店舗が相次いでいるとか。
近くに【KALDI】がない、まめに店舗をのぞく時間がない、という人はオンラインショップでも扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
文=カッパスキー