毎日の献立にフル活用できる、とにかく便利なとり肉。今回は、とりもも肉をまるっと1枚使った料理をご紹介。肉のジューシーさがより楽しめて、家族全員が大満足のボリューム満点なおかずは、見た目のインパクトもあるので、家族がそろう週末の料理にもぴったりです。
お弁当にもピッタリ「とりの黒酢照り焼き」
<材料2人分>
とりもも肉…大1枚(約300g)、長いも…6cm(約100g)、チンゲンサイ…1株、たれ(黒酢…大さじ3、しょうゆ…大さじ1と1/2、砂糖…大さじ1、みりん…大さじ1)、塩、サラダ油
<作り方>
1.とり肉は余分な脂を除き、厚いところに切り目を入れて開き、厚みを均等にする。長いもは1cm厚さの半月切りにする。チンゲンサイは四つ割りにして耐熱皿に並べ、ラップをかけて電子レンジで約3分加熱し、水を絞って、塩少々をふる。
2.フライパンに油大さじ1を熱し、とり肉を皮目から入れて焼く。あいているところに長いもを並べ、両面に焼き色がつくまで焼いて取り出す。とり肉は皮に焼き色がしっかりつくまで5~6分焼いて上下を返し、さらに5~6分焼く。
3.ペーパータオルで余分な脂をふき取り、たれを加えて煮立たせる。全体にからめて火を止めてとり肉を取り出し、食べやすい大きさに切って皿に盛り、1のチンゲンサイと2の長いもを盛り合わせる。フライパンに残ったたれを再び火にかけて煮詰め、とろみがついたらとり肉にかける。
※このレシピでは、電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
たれをとり肉にからめながら仕上げると、ほんのり酸味がきいたおいしさが楽しめます。香りやコクが口いっぱいにひろがる一品。
ピリッとくる風味がいい「とり肉のさんしょう焼き」
皮をパリッと焼くと歯ごたえもよく食がすすみます。さんしょうが香り高く、おかずにもおつまみにもなるメニュー。
甘辛い味付け「チキンのハニーマスタードソテー」
はちみつとマスタードがとり肉によくからんだひと皿。とり肉に火が通ってからたれを加えるのがポイントです。
冷えなんてこわくない「とりのダブルしょうが焼き」
おろししょうがと薄切りしょうがのダブルパンチで体もポカポカ! 冷え症の女子にもうれしいとり肉料理です。
ボリュームたっぷりで贅沢「とりももの一枚揚げ」
ころもはしっかりと押し付けてパリパリの触感に。香味野菜を合わせたソースと一緒にいただけば、さっぱり食べやすくなります。
夕飯のおかずはもちろん、お弁当やおつまみにも最適。器にごはんと一緒に盛りつければ丼にもアレンジ可能です。見た目もひと味違う満腹メニューにぜひチャレンジしてみませんか?
文=河野あすみ