家庭料理のごちそうメニューといえば、ハンバーグ。「いつも上手にできないし、お店に食べに行ったほうが確実…」なんて思っていませんか? コツをきちんと教えてくれる料理研究家のレシピなら、失敗知らずでできあがりも華やか!家族に喜ばれること請け合いですよ♪
ふんわりハンバーグ
【材料・2人分】
ハンバーグだね(合いびき肉…300g、溶き卵…S1個分、玉ねぎのみじん切り…1/2個分、牛乳、パン粉…各大さじ4、塩…小さじ1/3、こしょう…少々)、ブロッコリー…1/2個、じゃがいも…2個、白ワイン(または酒)…大さじ2、ソース(トマトケチャップ…大さじ2、中濃ソース…大さじ1、オイスターソース…大さじ1/2、水…大さじ3)、サラダ油、バター、粗びき黒こしょう
【作り方】
1.ハンバーグだねの玉ねぎは耐熱ボウルに入れ、ラップをかけずに電子レンジで約3分40秒加熱し、そのままさます。
2.別のボウルに1、ハンバーグだねのひき肉以外の材料を入れ、よく混ぜる。ひき肉を加えてよく練り混ぜ、ボウルの底に肉だねをたたきつけて空気を抜く。2等分にし、キャッチボールをするようにして円盤形に形づくる。
3.フライパンに油大さじ1/2を熱し、2を並べ入れる。強火で約1分焼いたら弱火にし、約4分焼く。上下を返して強火にし、約1分焼いて焼き色をつける。
4.ペーパータオルで脂をさっと拭き、水大さじ4を加え、ふたをして中火で約4分、水分がなくなるまで蒸し焼きにする。ふたをはずし、ワインを加えて煮立てる。ソースの材料も加えて煮立て、バター10gを加えて溶かす。
5.ブロッコリーは小房に分ける。じゃがいもは皮つきのままよく洗って耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで約6分加熱する。ブロッコリーを加えて再びラップをかけ、電子レンジで約1分加熱し、そのまま約2分蒸らす。
6.器に4のハンバーグを盛り、ソースをかける。じゃがいもは十字に切り目を入れてバター少々をのせ、こしょう少々をふり、ブロッコリーとともに添える。
(668kcal、塩分3.1g)
※このレシピでは、電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
当サイトではおなじみの藤井恵さんによる超王道レシピ。ふたをして蒸し焼きにするので、仕上がりはふんわり! 周りは焦げているのに中は生焼け…というありがちな失敗も防げます。
イタリアンハンバーグ
トマトをソース代わりに食べるハンバーグは、体に優しいシンプルなレシピが評判の井澤由美子さんが考案。トマトのジューシーさが残るように一口大に切るのがポイントです。
ハンバーググラタン
フライパンで焼いた後、ソース&チーズをかけて今度はオーブンへ。子ども大好きなハンバーグとグラタンがタッグを組んだ、コウケンテツさんの人気の一品です。
和風おろしハンバーグ
さっぱり食べたい気分なら、ハンバーグだねにエノキをたっぷり混ぜ込んだ市瀬悦子さんの和風ハンバーグがおすすめ。電子レンジで作る自家製だれとよく合います。
フライパンいらずのハンバーグ
フライパンすら面倒、という人は村田裕子さんのレンチンレシピにチャレンジを。肉だねを成形してレンジで5分、さらにソースをかけてレンジで5分でできあがり!
ポイントさえ押さえれば、自宅でもふっくらジューシーな理想のハンバーグに。休日を利用してぜひ挑戦してみて下さいね。
文=齋藤久美子