大人から子どもまで、人気のメニューであるピザ。外食する機会が減って、ピザが恋しくなってしまった…という人も多いのでは。今回はホームベーカリーで作れるピザ生地と、さまざまなアレンジレシピをまとめてご紹介。ちょっと時間ができた日は、おうちで本格的なピザを楽しんでみませんか?
基本のピザ生地
【材料・2枚分】
強力粉 250g、ドライイースト 小さじ1(3g)、オリーブ油 大さじ1、砂糖 大さじ1、打ち粉(強力粉) 適宜、塩 小さじ1、冷水 160ml
※ホームベーカリーを使用します。
【作り方】
1. ホームベーカリーのパンケースに強力粉を中央が山になるように入れる。砂糖、塩を端に入れ、オリーブ油、冷水を周囲から回し入れる。
2. ドライイーストはなるべく塩と水分に触れないように粉の山のてっぺんにくぼみを作って入れる(自動投入口に入れてもよい)。“ドライイースト”、“ピザ生地”のコースを選び、スタートボタンを押す。
3. 合図音が鳴ったら、台に打ち粉を薄くふって取り出し、生地を手で上から押さえてガスを抜く。包丁などで半分に切り分け、きれいに丸める。
4. かたく絞ったぬれぶきんをかけ、生地が約1.2倍の大きさになるまで10~20分やすませる。
5. めん棒を使って、1枚ずつ直径24~25cmの円形にのばす。手で押さえて円く広げても。(成形は1枚ずつ行う。残りの1枚は成形するまで冷蔵庫に入れておくと扱いやすい。すぐに成形しない場合は冷凍保存して。)
◆お料理メモ
※ピザ生地コースとは、ピザ生地を作るための専用コース。材料をセットしてから約45分で、成形前の生地作りまで完了してくれます。
※基本の生地は、冷凍保存できます。作り方4まで作った生地をラップに包み、冷凍庫に入れて約10日間保存可能。自然解凍をしてから成形を。冷凍保存に比べ発酵が進みやすい冷蔵保存は避けて。
※ここでは、パナソニックのホームベーカリーを使用しています。付属品名称、取り扱いは、機種によって多少異なります。取扱説明書に従って操作してください。
トッピングの味わいがしっかりと引き立つシンプルな生地。ホームベーカリーから取り出したら、ぬれぶきんをかけて生地が膨らむまで休ませましょう。すぐに成形しない場合は冷凍保存しておいて、ピザを食べたくなったときに取り出しても◎
マルゲリータ
基本のピザ生地をもとにすれば、マルゲリータもおうちで簡単に作れます。ジューシーなトマトソースをたっぷりかけて召し上がれ。
シーザーサラダピザ
ボリューム感のあるシーザーサラダをピザにのせた一品。おろしにんにく入りのドレッシングをかければ、抜群の風味を楽しめます。
コチュジャンピザ
牛ひき肉やコチュジャンを使って、韓国風のテイストに。コクのある辛みに食欲をそそられてしまうこと間違いなし!
カルツォーネ
イタリアンの人気メニュー・カルツォーネのレシピ。カリッと焼けた生地の中から、カレーとチーズがとろりとあふれ出します。
冷凍ピザよりも手間はかかりますが、生地にこだわった手作りピザは格別のおいしさ。アツアツの焼きたてを食べれば、何度でもリピートしたくなってしまうかもしれませんよ♪
文=田中律