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しょうがパワーをもっと引き出す「レンチンしょうが」とアレンジレシピ

  • 2020年8月25日
  • レタスクラブニュース
しょうがの健康効果を語るうえで欠かせないものが「ショウガオール」。体を芯からじっくり温めてくれるしょうがの薬効成分のひとつですが、この成分は生のしょうがを加熱することで増えることが分かってきました。もっと効率よくしょうがパワーをチャージしよう!

『体にいい安うま食材 vol.3 しょうが』(レタスクラブMOOK)から、手軽にショウガオールを増やせる方法とアレンジレシピについてご紹介します。


なぜしょうがを温めるの?

体を温めてくれる成分「ショウガオール」をより引き出すため。
しょうがにはジンゲロールとショウガオールという2つの薬効成分が含まれています。どちらも体を温める効果がありますが、より体の内側に働きかけ、中からじっくり燃焼効果を高めてくれるのがショウガオール。このショウガオールは、生のしょうがにはあまり含まれておらず、加熱することで増加するという特徴があります。

どうやって温めるの?

手軽な電子レンジがおすすめ!
ショウガオールの成分は、100℃以上で一定時間加熱することで増加することが分かっています。 ショウガオールを主成分とした漢方薬「乾姜」は、しょうがを蒸し器で蒸してから天日干しし、さらに粉砕して作られています。また、これまでレタスクラブでも、家庭でショウガオールを増やす方法としてオーブンを使った「蒸ししょうが」を紹介してきました。

でも、毎日これを作るのは大変…!
       ▼
もっと手軽にショウガオールが摂れる!

電子レンジで加熱するだけの「レンチンしょうが」



「レンチンしょうが」の作り方(作りやすい分量)
1.しょうが20gを皮ごとすりおろす。

2.深めの耐熱容器に1を入れて、ひたひたの水を加えてラップをする。

3.電子レンジで約1分加熱する。

●冷蔵室で3~4日間保存可能。

注意:ショウガオールはとても刺激の強い成分です。胃腸が弱い人や糖尿病、心臓疾患などの病気がある人、妊婦や6歳以下の小児は食べる量に注意が必要です。

体調がすぐれないときはおかゆに加えても◎

レンチンしょうがのおかかご飯おむすび



[1人分240kcal 塩分0.3g]

[ 材料・2人分 ]
レンチンしょうが(上記参照)……大さじ1
ご飯……茶碗軽く2杯分
しょうゆ……小さじ1/2~1
削りがつお……10g

[ 作り方 ]
1.炊きたてのご飯に材料をすべて入れて混ぜ、にぎる。

2.おむすびの上にレンチンしょうがとおかか、しょうゆを合わせたものを好みでのせても。あればのりを添える。

燃焼効果と便通改善が期待できる!

レンチンしょうがとキャベツのスッキリサラダ



[全量で79kcal 塩分4.9g]

[ 材料・つくりやすい分量]
レンチンしょうが(前ページ参照)……大さじ1~2
キャベツ……300g
にんじん……30g
粗塩……小さじ1
きび砂糖……小さじ1/2

[ 作り方 ]
1.キャベツはざく切り、にんじんは細切りにする。

2.ポリ袋に材料をすべて入れて、よくもみ、なじませる。

●すぐに食べられるが、時間がたつと発酵により酸味が出てくる。みそ汁やスープに入れても。冷蔵室で約1 週間保存可能

監修/牧野直子(管理栄養士)

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