1日1分、トイレに行ったついでに下腹をしぼるだけ。目指すは何もしなくても太らない体!
年齢と共に誰もが気になるぷよぷよお腹。その原因は血の巡りの悪さにあります。体の不調が改善し心が満たされ、知らないうちに太らない体に変わっていくのを実感できる「1分でサイズダウン! 下腹しぼりダイエット トイレに行くたびやせる!」から、下腹しぼりダイエットの説明ややり方を6回連載でお送りします。今回は第2回です。
下腹しぼりのテクニックその1 シールはがし
骨にはりついた筋膜を、指でしっかりはがしていきます。
机の表面などに貼られたシールを、親指で強くこすってはがすようなイメージです。
【基本のポジション】
左右の親指をくっつけた状態で骨の内側に当てます。人さし指~小指は体に添えます。
【手&指の使い方】
骨の内側に親指を立てるようにして指先を当て、指の腹で筋膜をはがすつもりでゴシゴシと強くしごきます。
基本の動き
1 骨盤(腸骨)を上下ふたつに分けて行います。まず腸骨の上のほうに手を当て、骨の内側に両手の親指を第一関節あたりまで差し込みます。ゴシゴシと骨の内側をしごきます。
★腸骨の上半分をゴシゴシ
2 1より下を、同様にしごきます。片側が終わったら、反対側も同様に。
★腸骨の下半分をゴシゴシ
骨の内側って?
おなかや腰に手を当てたとき、手に触れているのは骨の外側。「シールはがし」では、骨に沿って指を深く入れ、体の表面からはさわれない骨の内側をしごきます。
下腹しぼりのテクニックその2 おへそずらし
おへそを大きく動かすように、おなかをマッサージします。
「おへその芯」を体の深い部分からずらしていくようなイメージです。
【基本のポジション】
人さし指~小指をそろえて付け根から曲げ、手のひらを自分側にして両手をそろえた状態で、おなかに差し込みます。
【手&指の使い方】
おへそに遠い側からおへそへ向けて、「おへその芯」をずらします。差し込んだ指先をおへそに近づけるように、グーッと力を入れます。
基本の動き
1 左、右、上、下の4方向から行います。まずおへその右側に手を差し込み、「おへその芯」を右から左へずらします。
2 おへその左側に手を差し込み、「おへその芯」を左から右へずらします。
3 おへその下に手を差し込み、「おへその芯」を下から上へずらします。
4 おへその上に手を差し込み、「おへその芯」を上から下へずらします。
「おへその芯」って?
おへそから背中へ向けて、かたくまっすぐな棒状の「芯」が通っていることをイメージします(実際に芯があるわけではありません)。
著=蜷川ちひろ