新しい生活をする街選びにつかえる、各種「人気の街ランキング」。今回はムック「家を買Walker2020-2021 家づくりがわかる決定版 関西・東海・福岡版」より、関西圏で「買って住みたい街」のランキングをご紹介します!
関西のランキングは「生活と交通の利便性」が反映される結果となりました。1位の「本町」は、前回の32位からいきなりトップへ。ほぼ同エリアである「堺筋本町」も3位と、これも前回の35位から大きく上昇しました。
2019年に近畿圏としては規模の大きいタワーマンションの建設が相次ぎ公表されたことにより、生活と交通の利便性の高い、本町エリアに注目が集まったことが大きいよう。2018年から2年連続1位の「姫路」も、2位と根強い人気で、いまだ新築マンションの供給も増加傾向にあります。
前回2位だった「桃山台」は5位、同様に3位の「香里園」が7位と順位を下げたものの、大阪市中心部へのアクセスの良さと、ベッドタウンとしての住み心地の良さや教育環境が充実しているエリアとして上位を維持しています。
本町駅は、Osaka Metroの複数の路線が乗り入れる便利さ。御堂筋線・四つ橋線は南北に走り、梅田や難波といった主要駅への交通の便は抜群。また東西へ通る中央線は、大阪ベイエリアから奈良まで繋がっています。
ビジネスエリアのため、日中はビジネスパーソンが多いですが、夜になると比較的静かになるのも特徴。コンビニエンスストアや飲食店も充実しており、駅近隣には多くのカフェが立ち並びます。タワーマンションの建設ラッシュで、人口は増加傾向にあるといえます。
2位の兵庫県・姫路は、新幹線や在来線が乗り入れるJR姫路駅がアクセスの中心。新快速を使うと約1時間で大阪へ移動可能で、各方面への往来も便利です。文化遺産が数多くある歴史の街であり、自然豊かな地域や観光地も多いのが特徴。子育て支援も積極的で、中学3年までの乳幼児・児童・生徒に対する医療費助成制度や、保育料軽減制度のほか、育児援助を必要とする人をつなぐ子育て支援活動なども実施しています。駅周辺は商業施設が多く、マイカーなしでの生活も可能!
文=家を買Walker編集部