ここ10年、ぱっつん前髪で眉毛を隠している小野です。
理由は眉メイクに自信がないから。
そろそろ前髪を上げたい! と思って簡単メイク術を聞いてきましたよ!
マスクをしても「メイクした感」。眉の印象ってこれだけ大きいんです!
■◇あなたはどの眉?◇
太くてボサボサの「剛毛眉」
生まれてこのかた眉のお手入れをしたことがない、または、もともと毛量が多いタイプ。
かつては〝ゲジゲジ眉〟などと呼ばれていた。
毛が細い&まばらな「やせ眉」
1本1本の毛が細かったり、全体的に毛量が少ないため眉にすき間ができ、スカスカに見えてしまう。
加齢によって毛が薄くなる人も。
眉頭しかない「まろ眉」
平安時代の公家のように眉頭にしか毛がなく、中央から眉じりはほとんど毛がない。
若い頃〝アムラー〟だった女性に多いタイプ。
どんなタイプの眉でも大丈夫!!
全2回にわたってお届けする「眉メイク」徹底解説の前編です!!
■どの眉でも上手に描ける方法を伝授してくれたのは▷長井かおりさん/ヘア&メイクアップアーティスト
数々の雑誌、広告、映像の第一線でモデルや女優のヘアメイクを手がけるほか、自主開催のメイクレッスンは〝日本一予約が取れない〟と話題になるほどの人気ぶり。
近著『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)も大好評。
<Instagram:@kaorimake>のメイク動画解説も必見!
恥ずかしくない眉になるための描き方5ステップ
■BEFORE▷すっぴん眉
■ペンシル1本でできる!素眉を生かしてちょい足しでOK
あれこれ使って眉を描くのはたいへんそうだけど、ペンシル1本で眉を足すだけと思えば難しくない!
絶対に悪目立ちしない、自分らしさを生かしたベーシックな眉の描き方を伝授します。
■STEP0 用意するものはこれ!
今回使ったのはコチラ▷スクリューブラシつきアイブロウペンシル
正面がしずく形になっている芯を採用。
眉じりなど細かい部分はペンシルの角で、全体的に濃くしたい部分は寝かせて面で描けば、ふんわり立体感のある仕上がりに。
色はダークブラウンがおすすめ。
ファシオパワフルステイ アイブロウ ペンシル D BR300 ¥1,400/コーセーコスメニエンス
◆before◆メイク前にここをチェック!◆
何となく揃っているでOK
「眉は完璧にキレイにしなくていいんです。
眉山はこの形で、太さがこうで……とあまり考え過ぎないで」
描いたら→ぼかすがワンセット
「常に描いたら→ぼかすを繰り返すと自然な〝なじみ眉〟に。
ぼかすのを怠ると、眉だけが強調されて不自然な印象に!」
左右交互に少しずつ描き足す
「左右交互に少しずつ描き進めるのが成功のカギ。
片側ずつ仕上げる描き方だと、バランスが悪くなりがちです」
■STEP1 スクリューブラシを曲げる
眉を描く前にまずスクリューブラシを30°に折り曲げ、角度をつけておきます。
アイブロウペンシルのブラシを眉毛とその奥の肌にもフィットさせやすくなり、使いやすさが5割増しに。
これが簡単眉メイクの秘策です。
■STEP2 とかす
スクリューブラシをあて、毛流れに沿って眉をとかします。
こうすることで、描く前に眉毛の間に入った余分なファンデーションやフェイスパウダーの粉をきちんとかき出すことができ、ペンシルの色がムラなくのります。
■STEP3 すき間を埋める
\まろ眉さんはここがポイント!/
眉毛がまばらに生えている部分にアイブロウペンシルを立てて、点を描くように描き足していきます。
眉じりがないまろ眉さんの場合、自分の目の幅よりやや外側にはみ出るくらいを目安にして描き足していけばOK!
◆目もとがたるんできて眉が描きにくい人は…◆
利き手(アイブロウペンシルを持っている手)とは反対の手でサポートしながら描くのがコツ。
眉じりの横辺りに中指と薬指の腹をあて、皮膚をピンと張るようにすると、ブレずに描けます。
■STEP4 全体に色をのせる
\やせ眉さんはここがポイント!/
STEP3より少し長めに芯を出し、ペンシルを寝かせて、面で眉をなぞるように色をのせます。
眉全体を増毛させたような印象に!
濃く描き過ぎていないか、時々鏡を離して見て左右のバランスを確認して。
■STEP5 ぼかしてなじませる
STEP3~4は眉を〝描いたら→ぼかす〟を繰り返して進める。
最重要なのが仕上げのぼかし!
毛流れに沿って眉頭から眉じりまでスーッとブラシを通します。
眉の奥の地肌まで色をなじませ、自然なふんわり眉に。
AFTER▷眉以外はファンデだけ!なのにこんな“きちんと見え”
■\うつむいた表情も美人に見える!/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
使うのはペンシル1本だけ…これなら自分でもチャレンジできそう!
次回<後編>は引き続き、眉を描いた後の「眉の整え方」と、いまさら聞けない「眉メイクのギモン」にお答えします♪
教えてくださるのは引き続きヘア&メイクアップアーティストの長井さんです、お楽しみに!!
【レタスクラブ編集部】