第一印象で好印象を与えるには、「姿勢」が重要です。背筋を伸ばすことや胸を張るなど、たくさんのポイントがありますが、一番最初に意識してただきたいのは「足指」なのです。
足指をしっかり使った姿勢や動作は、安定して身体の軸がぶれないので、印象がアップします。今回は、日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、姿勢の土台をつくるための足指エクササイズを紹介します。
正しい姿勢をとるための様々な方法がありますが、日本ウォーキングセラピスト協会が提唱する姿勢と歩きの基本は、「足」から始まります。
足指をしっかり使っているか、チェックしてみましょう
□外反母趾ではない
□土踏まずがある
□しゃがむ体勢がつらくない
□巻き爪がない
□立位で足指が地面から浮いていない
あてはまる方は、ぜひ、しっかり足指で地面を踏み締められるよう、これからご紹介するエクササイズを行ってみてください。
(1)立位で足指を動かす
（1）立位になり親指を動かします。
（2）親指以外の4本の指を動かします。（1）と（2）を10回づつ行います。
(2)足指じゃんけん
足指で、グーチョキパーの動作を5回程度繰り返します。
「かかと」「母指球（指の付け根）」「足指」の3つに体重を乗せるようにすると、足指を使った立ち方になります。歩く時も、この3つにまんべんなく重心を乗せて歩きましょう。
身体がふらふら揺れる姿勢の人は、足指で地面を踏みしめるように意識して歩くことを心がけてください。
（日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子
10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組ＭＣ等活動は多岐に及ぶ。）
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