アイスクリームが美味しい季節になりましたね。一言でアイスクリームといっても、ラクトアイス、アイスミルク、アイスクリームと分類されているのをご存じでしたか? アイスクリームでもラクトアイスでも、原料は牛乳でしょ? と思われている方、実は、そうではありません。
以下のように分類が分かれています。ですから、大きく分けると、アイスクリームは動物性食品、ラクトアイスは植物性食品という違いがあります。
・アイスクリーム
主な脂肪分が乳脂肪でつくられたもの
・ラクトアイス
主な脂肪分が植物性脂肪でつくられたもの
・アイスミルク
乳脂肪と植物性脂肪、両方を使ってつくられたもの
アイスクリームです。アイスクリームの原材料である牛乳などの乳製品には、牛乳由来のビタミン、ミネラル、アミノ酸が含まれているため、栄養バランスのいいスイーツです。また乳脂肪には、一緒に食べたものの糖の吸収を穏やかにする働きがあります。食後のデザートとして食べた場合でも、その効果を発揮するそうですから、ダイエット中にはアイスクリームをデザートに選ぶのもいいですね。さらに、カロリー自体もラクトアイスよりアイスクリームのほうが低カロリー! 栄養価が高くカロリーも低いのですから、ぜひともアイスクリームを選びたいですね。
原材料の違いをチェックする
植物性脂肪というと、一見身体によさそうな気がします。しかし植物油をアイスクリームのような形状にするためにはそれなりの加工が施されていますし、どのような植物油を使って作られたのかわかりません。一方アイスクリームは、牛乳や乳製品(クリームや練乳など)を使って作られたものですから、原材料が明確で安心ですね。
アイスクリームかラクトアイスかは、一覧表示の「種類別」という欄に必ず記載されています。アイスクリームを買う際にチェックしてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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【参考】
※アイスクリームの成分 – 日本アイスクリーム協会
※牛乳ならびに乳製品のグリセミックインデックスに関する研究(PDF) – Jミルク