アスパラガスは、まさに今が旬。みずみずしくて自然な甘みがあり、とても美味しい時期です。それに栄養価も高いので、身体にも良く、美容にも役立ちます。でも、あまり日持ちしない食材なので、美味しく食べたいのであれば早めに調理する必要があります。そこで今回は、料理研究家である筆者が「春アスパラの美味しい食べ方」をご紹介します。
アスパラガスは食物繊維が豊富で、女性が悩みがちな便秘解消に役立ちます。ビタミンも豊富なので、とっても肌に良い食材です。ホワイトや紫などの種類がありますが、特にグリーンアスパラは栄養価が高いことで知られています。
シンプルに茹でるのが、素材そのものの美味しさを堪能できる食べ方です。根元の固い部分を取り、大きい場合は半分に切って二等分にします。表面をピーラーなどでむいておくと、食べる時に筋っぽさを感じずに済みます。茹でる際は、湯に塩を入れることで色鮮やかに仕上がります。マヨネーズや味噌を付けてお召し上がりください。
下処理したアスパラガスを、油をひいたフライパンにのせ、転がすように焼きましょう。表面に焦げ目が付くくらいまで焼けばOK。香ばしさの中に自然な甘みが感じられ、塩胡椒だけで十分美味しい。これからバーベキューシーズンでもありますから、炭火焼にしてもいいですね。
アスパラガスは、鮮度が高ければ生で食べることも可能。シャキッとした食感が楽しめます。しかし、アスパラは鮮度が落ちやすく、スーパーに売っているものは収穫後すでに何日か経過しているので厳しい。生で食べるには獲れたて新鮮なものに限ります。
茹でたアスパラガスに鰹節をかけ、醤油を垂らせばおひたしに。衣を付けて油で揚げれば、天ぷらに。どちらも口にした瞬間に、春の香りと自然な甘みが広がります。旬の味を堪能でき、ごはんのおかずとしても相応しい食べ方です。
いかがでしたか? 旬を迎えた野菜は、一番栄養が詰まっている状態でもあります。なので、旬のものを食べないのはもったいない。存分に栄養を吸収して、健康美容に役立てましょう。
(料理研究家 オガワ チエコ)
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