近頃、お料理の作り置きが流行しています。毎日の食事が充実して栄養バランスがアップ。さらに節約にもなると、いいことづくめの作り置きですが、せっかくなら美味しいもの、美容効果の得られるものをいただきたいですね。どんな食材とも相性がよく、美容効果を高めてくれる旬の野菜といえば、なんといっても「新たまねぎ」。美容効果、健康効果も期待できる「新玉ねぎ」を活用した作り置きディップのレシピを、美容ライター・ヘルスフードカウンセラーの筆者がご紹介します。
そもそも玉ねぎ特有の辛みは、アリシンという成分によるものです。アリシンには、ビタミンB1の吸収を高めて相乗効果で疲労回復を促進したり、血液をサラサラにしたり動脈硬化を防いだりする働きがあります。新玉ねぎは、とくに皮がうすく自然の甘みがあるので生食に向いており、作り置きのディップにぴったりの食材です。ぜひ活用してみてください。
新玉ねぎたっぷりのサルサソース
おなじみのサルサソースは、リコピンたっぷりのトマトと、ダイエット効果&血行促進効果を得られる唐辛子を、新玉ねぎと一緒に調理して美味しく保存できるおすすめメニューです。唐辛子のカプサイシンは、タバスコの使用で簡単に得ることができます。
材料
トマト 1個
新玉ねぎ 1/4個
レモン 大さじ1
ケチャップ 大さじ3
岩塩 少々
こしょう 少々
タバスコ 10滴
※10cm×5cmココット1個分/冷蔵庫保存で3日間目安
作り方
1.トマトは、3mm四方の角切りに。
2.みじん切りにした新玉ねぎを混ぜる。
3.レモン汁、ケチャップ、タバスコを混ぜて、塩コショウで味を調えたら出来上がり。
アボカドのハワイ風ディップ
女性に人気のアボカドは、若返りビタミンともいわれるビタミンEと、酸化しにくいことで知られ積極的に摂取したいオレイン酸の豊富な美容食材です。レモン汁を加えれば変色もしにくいので、作り置きにも向いています。
材料
アボカド 1個
レモン汁 大さじ2
塩・こしょう 少々
新玉ねぎ 大1/2
※10cm×5cmココット1個分/冷蔵庫保存で2日間目安
作り方
1.アボカドは柔らかめなものを選ぶ。できるだけ細かくカットする。
2.玉ねぎはみじん切りに。
3.なめらかになるまで混ぜ合わせる(混ざらない場合は、バーミックスやフードプロセッサーで撹拌する)。
4.レモン汁を加えて混ぜる。
5.塩、こしょうで味を調えて出来上がり。
パプリカとヨーグルトのディップ
美白効果が期待できるパプリカも美容ディップ食材としてぴったり! おすすめのレシピをご紹介します。
材料
パプリカ 1個
新玉ねぎ 1/2個
ヨーグルト 100cc
にんにく 1かけ
レモン 1/2個
オリーブオイル 少々
塩・こしょう 少々
※10cm×5cmココット2個分/冷蔵庫保存で2日間目安
作り方
1.フライパンにオリーブオイルを入れて、パプリカを炒める。
2.うっすら焦げ目がつくまで炒め、薄皮をむく。
3.フードプロセッサーで撹拌する。
4.同じくフードプロセッサーで、新玉ねぎ、にんにくを細かく砕く。
5.材料を混ぜ合わせる。
6.ヨーグルト、レモン汁を混ぜて塩・こしょうで味を調えたら出来上がり。
ディップは、新キャベツやキュウリ、大根など、生の野菜にそのままつけていただいても美味しいので、ダイエット中の食事のアクセントにもなります。全粒粉クラッカーにつけていただけば、白ワインのお供にもぴったり! ホームパーティや女子会ピクニックでもテーブルが華やかになるディップ。便利な作り置きレシピを、ぜひご活用ください。
(美容ライター/ヘルスフードカウンセラー 斎藤 明子)
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【参考】
※「ヘルスフードカウンセラー検定3級/2級テキスト」(ヘルスフードカウンセラー(HFC)協会)
※成分情報 タマネギ – わかさ生活
※成分情報 リコピン – わかさ生活
※成分情報 とうがらし – わかさ生活
※成分情報 アボカド – わかさ生活
※成分情報 パプリカ – わかさ生活