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正しい「呼吸」できている?簡単チェックと舌を鍛える顔ヨガ

  • 2017年3月23日
  • Life & Aging Report

LAR世代のみなさんは、美容と健康に関心が高い方が多いのではないでしょうか。身体に良いものを取り入れようとすると、オーガニックの食材を選んだり、水にこだわったりということにまず目が向きがちですが、実はもう一つ、大切なことがあります。それは日々の呼吸の質です。
身体に良い呼吸法は、鼻から吸って鼻から吐く、鼻呼吸です。鼻には、鼻毛や鼻腔があるため雑菌が除去され、適度に加湿、加温されたきれいな空気が肺に送られます。つまり、鼻には天然のフィルターがついているのです。口にはフィルターがないため、口呼吸をすると汚れて乾燥した冷たい空気がそのまま体内に入り、美と健康を損ねてしまいます。まずは、普段どのような呼吸をしているか、セルフチェックをしてみましょう。

■舌の位置で分かる呼吸のチェック法

口を閉じた状態で、あなたの舌の位置はどこにありますか?

1.上の歯の裏側

2.下の歯の裏側

3.上アゴ

4.どこにもついていない

正しい舌の位置は、3の上アゴです。舌が上アゴにしっかり着いている状態が、正しく鼻呼吸できている時の舌の位置です。それ以外の位置に舌があった方は、口呼吸をしているということになります。試しに1~4の状態で、それぞれ口を開けて息を吸おうとすると、3だけ口から吸えないことが分かります。つまり、上アゴに舌を着けておけば自然に鼻呼吸に導くことができるのです。
舌を上アゴにつけるためには、舌の筋肉(舌筋)を鍛えることが重要です。舌筋も、身体の筋肉同様に放っておくと年々衰えます。加齢と共に舌が下がってしまうと、嚥下障害、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こす元となり、命の危機にまで直結してしまうのです。次にご紹介する顔ヨガ【あっかんべー】のポーズを行って舌を正しい位置に導き、美と健康を守りましょう!

■舌筋を鍛えて、鼻呼吸に導く【あっかんべー】のポーズ

1.目線を上に上げる。

2.鼻から息を吸って、口からハーッと吐き出しながら、舌を真下に向かって思いっきり出す。この動作を5回程繰り返す。

息を吸う時は、口を閉じて舌をしまうのがポイントです。【あっかんべー】のポーズを5回程行ったら、口を閉じた状態で舌の位置をチェックしてみましょう。元の位置よりも舌が上に上がっていたら、効いているサインです。また、思いっきり舌を出しながら息を吐き出すことで、内臓の緊張を緩めて働きを良くしデトックス効果も期待できます。朝昼晩、歯磨きのタイミングなどで、5回ずつ行ってみて下さい。


いかがでしたか? 【あっかんべー】のポーズを日々の習慣にして、良質な呼吸を身体に巡らせましょう。
(「顔ヨガ指導者養成講座」メイン講師 篠原もとこ)

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