寒い季節、下半身の冷えに悩まされる女性も多いのでは? 下半身の冷えやむくみ解消には、足首の硬さをほぐすストレッチを試してみて。LARライターでYOGAエクササイズディレクターの森和世さんが提案する、足首ぐるぐるまわしストレッチの方法をまとめてご紹介。
今回は骨盤の弾力性を示していると言われている足首にフォーカスします。足首が硬いと骨盤の開閉が滑らかにいかず、生理不順や生理痛が酷い、といった症状が出やすくなります。また、ふくらはぎ、膝裏、股関節の硬さにもつながります。つまり、地面に一番近い関節である足首の柔軟性が低下すると、下半身全体の柔軟性も低下するのです。柔軟性が低下すると、可動域(関節の動き)が狭くなり、冷えやすい、疲れやすい、太りやすくなります。足首をほぐす時には、体のつながりを感じながら、じっくり動作してみて下さいね。
期待出来る効果
脚のむくみ、冷え、下半身のだるさ解消など。
実践回数&期間
3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインに変化が現れます。
やり方
1.仰向けになり、左膝を立てます。右足はまっすぐ天井方向に伸ばします。この時、腰が浮きすぎないように注意しましょう。息を吸いながら、つま先を天井方向に伸ばし、足の甲、脛、膝、太ももなど脚の前側を伸ばします。
2. 息を吐きながら、踵を天井方向に押し上げて脚の裏を伸ばします。1-2の動作を15回目安に繰り返しましょう。
3.つま先で大きな円を描くように、右回り5回、左回り5回を目安に足首をほぐします。この時、脚全体を動かさずにつま先で足首に直接働きかける意識で動作して下さい。
このストレッチでは、足首の関節をゆっくりほぐします。関節は老廃物や毒素がたまりやすく、むくみや冷えの原因にもなります。また、足首が硬いと股関節も硬いと言われ、ひいては骨盤の柔軟性にも関係していきます。つまり、足首が硬いと骨盤の動きが悪く、生理痛など女性特有の辛い症状に悩まされ、女子力も低下してしまいます。
1. 左足の上に右足を乗せます。左手指を右足指の付け根まで入れ、ギューッと力強く握ります。右手は足首の辺りに添えましょう。吐く息と共に握手の力を強めるようなイメージで、足の指をギュッと握ります。そのままゆっくりと、吐く息と共に指先を手前に引き寄せ、足の甲をストレッチします。
2. 次に吐く息と共に、ゆっくりと足指を外側に押し出して、土踏まずを中心に足裏をストレッチします。
3. そのままゆっくりと足首を右回10回ほど回します。反対の足も同様にストレッチしましょう。
いかがでしたか? 足元の冷えや下半身のだるさを感じたら、おうちで簡単にできる足首まわしを試してみては。
(LAR編集部)
【関連記事】
※寝る前3分やってみて!便秘解消&美肌を叶えるヨガポーズ
【参照元記事】
・足の冷え解消に◎足首をほぐす「ゴロ寝ストレッチ」
・冷えも生理痛も解消!?バスタイムの「足首クルクルストレッチ」