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肌の保湿力UPに◎「セラミド」が豊富に取れるレシピ2つ

  • 2016年11月11日
  • Life & Aging Report

空気の乾燥が気になる季節です。お肌の潤いアップのためのケアを強化したいですね。お肌が乾燥しやすくなる原因には、空気の乾燥のほかにもいろいろありますが、お肌内部に、セラミドが不足していることも原因のひとつになります。今回は、美容ライター、コスメコンシェルジュ・ヘルスフードカウンセラーの筆者がセラミドを効果的に摂取するための食品をご紹介します。

■ セラミドは肌の角質層にある成分

セラミドとは、もともと肌にある細胞の名前です。お肌の角質層の細胞と細胞を接着剤のようにつなぎ、水分を抱え込む働きをします。紫外線や細菌などの外的刺激からお肌を守るバリア機能の役割を果たしてくれる成分ですので、不足するとお肌は刺激に弱くなり、乾燥も進みます。残念なことに、年齢とともに減少してしまうので、バリア機能を強化するよう、セラミドをアップするケアが大切になります。

■セラミド入りの化粧品が乾燥に効果的

お肌の角質層の水分の、80%以上はセラミドなどの細胞間脂質によってキープされていると言われています。あらゆる環境でも対応できる、非常に高い保湿力を持っており、刺激が少ないので、セラミド入りの化粧品はアトピー性皮膚炎にも効果があると言われています。

 ■セラミドは食品からも摂取できる!

セラミドは、食品やサプリでの摂取においても吸収され成分の効果を発揮しますので、保湿力アップを狙うなら、ぜひ積極的に摂取されてみてはいかがでしょうか? セラミドは、こんにゃく、米、小麦、乳製品、大豆、ホウレンソウに多く含まれます。毎日の食事でこれらを 必ず食べるようにしましょう。

・おすすめレシピ2つ

こんにゃくと油揚げの煮物

20161104akikosaito01

【材料】
こんにゃく 1枚
厚揚げ 2枚
大根 1/4
三温糖 大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 50cc
だし汁 1リットル
塩 少々

【作り方】
1.大根を食べやすい大きさにカットし、面取りする。(味がしみこみやすくなります。)
2.だし汁を鍋に入れ、大根を煮る。(水を入れ、だしの素を入れても可)
3.あく抜きしたこんにゃくを、スプーンで食べやすい大きさにカットして鍋に入れる。
(包丁でカットするよりも味がしみこみやすくなります。)
4.油抜きした厚揚げをカットして鍋に入れる。
(水でぬらしたクッキングペーパーでくるんで電子レンジで1分温めれば簡単に油抜きできます。)
5.三温糖、みりん、しょうゆの順に入れ、30分くらい煮ます。
6.塩で味を調えてできあがり。

大豆とほうれん草のクリーム煮

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【材料】
ほうれんそう  5束
たまねぎ  1/2個
にんにく 1かけ
大豆の水煮 1缶
豆乳 300cc
小麦粉 大さじ2
コンソメ顆粒 小さじ1
塩 小さじ1

【作り方】
1.玉ねぎを半月型にカットする。にんにくはみじん切りにする。
2.鍋に油をしき、低温でにんにくを炒める。
3.ニンニクの香りがしてきたら、玉ねぎを鍋に入れて中火で炒める。
4.カットしたほうれん草、大豆を入れて炒める。
5.小麦粉を入れて、ダマにならないように混ぜる。
6.豆乳を入れて強火にする。
7.沸騰したらコンソメ顆粒と塩を入れる。
8.弱火~中火で10分ほど煮る。
9.とろみが出たら出来上がり。

いかがでしたか? 本格的に空気の乾燥が始まるこの季節。コスメなどの外側からのケアに加えて、食品による内側からのケアもあわせて行って、潤いに満ちたお肌を目指してみてはいかがでしょうか?
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ヘルスフードカウンセラー 斎藤明子)

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【参考】
※セラミド–わかさ生活
※「植物型セラミド(フィトセラミド)」の 小腸からの吸収メカニズムを世界で初めて実証

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