朝晩の冷えを感じる時期は、誰でも「あと5分寝ていたい」と思うはず。それが二度寝につながり悲劇を生むこともありますよね。そこで今回は、寝ぼけた状態から徐々に体を目覚めさせるヨガポーズをご紹介します。もちろんベッドの中で出来るので、気軽に実践してみて下さいね。
目覚めをよくするのは勿論効果がありますが、ストレス緩和にとても効果のあるポーズです。本来ならば、寝ている間に寝返りを打つことで、緊張や疲れが解消されますが、ストレスにさらされている私たちは、寝ているだけではなかなか疲労は解消されません。ですから、朝起きた時に背骨を伸ばすポーズで、全身の巡りをよくしてあげると、筋肉の動きが滑らかになり、代謝も上がりやすくなります。また、緊張しやすい胃や、いらない物が溜まりやすい腸の動きも活性化になるので、美肌効果にも期待出来ます。ご自分が猫になったつもりで、気持ちよく体を伸ばし呼吸を深めてみて下さい。
実践回数&期間
1週間トライしてみて下さい。体や心の変化、朝の時間の過ごし方に変化が現れます。
※現在腰痛でお困りの方は、改善してからもしくは、無理のない範囲で動作して下さい。
やり方
1.両手を肩の真下に置き、腰の下に膝を置きます。
2. そのままゆっくり手のひらを前に歩かせ、脇の下が伸びるところでおでこを床の方に向け、首の後ろを伸ばします。そのまま、ゆっくり30秒ほど深い呼吸を繰り返し体側を伸ばします。
いかがですか? 気持ちがいいと思う気持ちと、実際に筋肉がほぐれていくと、呼吸が深まり血流の流れがよくなります。低血圧、低体温症の人にもその効果を感じやすいポーズなので、ぜひ、毎朝の習慣にしてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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