サイト内
ウェブ

瞑想で心穏やかに。つらいPMSを乗り切る「半月のポーズ」

  • 2016年10月27日
  • Life & Aging Report

前回は、簡単なメディテーションの方法をご紹介しました。今回は、ポーズを取ることで瞑想状態に近づくバランスのポーズをご紹介します。このポーズは、PMSで気が滅入る人や集中力が欠如している人にも効果大ですよ。ぜひトライしてみて下さい。

■瞑想でPMSにも負けないメンタル作り

PMSの時は誰でも気持ちがアップダウンしやすい時期です。この時期こそ、エネルギーの無駄遣いを少しでも瞑想でなくすことが得策です。でもイライラする時に瞑想って出来るの? と思った人も、自分にとっての本当の幸せが見極められると聞けば必要だと思えてきませんか?  瞑想によってほんの短時間集中するだけで、自分を取り巻く感情、動き回る心が静まり、芯が見えてきます。そのまま感情や思考を批判も称賛もせずに観察すると、自分を縛っていた感情や思考が消えていきます。無駄に心配し過ぎて臆病になっていたり、勝手に自分を批判や卑下していた感情が取り払われると、心がとても穏やかな状態に戻るはずです。

■不安な気持ちを解消!アルダ・チャンドラーサナ(半月のポーズ)

 このポーズは、全身の筋肉を使いバランスをキープするので、筋力と集中力がアップします。大切なポイントは、体幹で体を支えるように意識すること。つまり、お腹の力が抜けて、腰が反ったりしないように注意することです。顎を軽く引くと、肋骨がとじ、みぞおちに力が入りやすくなるので、目線にも意識を向けるようにしましょう。そして両脚で力まず、身体の中心である骨盤で体を支えているとイメージしてみて下さい。気持ちよく体が開き、全身に新鮮な酸素が巡り、頭もスッキリしてくるはずです!

 効果

不安・背中の痛み・骨粗しょう症・坐骨神経痛・疲労・便秘・胃炎・消化不良・生理痛・頭痛または片頭痛・低血圧・下痢・不眠症

注意する点

首に問題がある場合、頭を上に向けて上を見ずに、まっすぐ前を見ながら首の両側を均等に長くしておく。

実践回数&期間

毎晩×1週間トライしてみて下さい。体調の変化が感じられるようになります。

やり方

  1.左足を大きく後ろへ下げます。右つま先は正面に向けます。

20161019kazuyomori01

 2.左手を腰に置き、右手は右肩よりも斜め前の床に指先を置きます。

20161019kazuyomori

 3.右足に体重を乗せ、左足を床から離し腰の高さまで引き上げます。この時、左つま先は左方向へと向け、脚の付け根をゆっくりと開き、左方向へと向けます。さらに、左の肩を後ろに引き、胸を開き、尾てい骨から背骨まで伸ばします。

20161019kazuyomori03

 4.バランスが取れたら、左手を上に伸ばし、体を大きく開きます。この時、目線は指先に。そのままポーズをキープし、ゆっくり元の位置へと戻り反対側も同様に動作しましょう。

20161019kazuyomori04

いかがですか? 最初は指先が床につかない人もいるかもしれません。その場合は、ヨガブロック(辞書や電話帳でもOK)を利用しましょう。バランスが取れたら、体の隅々に酸素を流すイメージも持ちながら、気持ちよくポーズをキープしてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

【関連記事】
・おやすみ前の1分に!腰痛も解消「寝たまま美脚ストレッチ」

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C) 2024 Life & Aging Report. All Rights Reserved.