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実は簡単!家庭でもっと「栗」を上手に扱う方法まとめ

  • 2016年10月17日
  • Life & Aging Report

秋に美味しい栗は、家庭でも、茹でてそのまま食べたり調理したりと食べる機会も増えるのでは?そんな時にネックになるのが、下準備や茹で方、保存の方法など、基本的な栗の扱い方。ポイントを押さえれば、実は難しくない栗の扱い方をまとめてご紹介。


■茹でる前に!簡単な虫食いの見分け方

(1) 目で見る

まずは、栗の実に小さな穴が開いていないかチェックします。穴が開いているものは、卵が生みつけられています。

(2) 水に浸ける

卵を産み付けた直後は穴が開いているのですが、徐々に穴がふさがるため、穴の確認だけでは不十分です。1時間以上水に浸けて、浮いてくる栗は虫食いの可能性が高いですから、避けましょう。


■しっとり美味しい!茹で方の基本

1.虫食いを見分けた後の栗をよく洗い、鍋にたっぷりの水を入れて、水から茹でます。
2.沸騰したら火を弱め、フタをして40分(栗が大きい場合には1時間程度)茹でます。
3.熱いうちに鬼皮に切り込みを入れ、茹で汁に戻し、冷めるまで待ちます。

<ポイント>

・熱いうちは、鬼皮が軟らかく剥きやすいので、切り込みを入れておいたほうが食べる時に楽です。ただし、深く切り込み過ぎると中まで煮汁が染み込むので、鬼皮だけに切り込みを入れましょう。
・茹で汁につけたまま冷ますことで、しっとりとした栗に仕上がります。


■余ったときに◎な保存方法

<茹でた栗>

全部食べきれない場合には、冷凍保存することができます。ジップロックやラップなどで、できるだけ空気が入らないようにしっかりと密閉して冷凍保存します。食べる時は、冷蔵庫で自然解凍、もしくは冷凍のまま調理にも使えます。

<茹でる前の栗>

栗の汚れをふき取り、ジップロックなどに入れてチルドで保存しましょう。洗うと余分な水分が残り、カビの原因になります。渋皮まで剥いた状態で保存する場合には、密閉して冷凍します。茹でた栗と同様、冷蔵庫で自然解凍もしくは冷凍のまま調理に使います。冷凍もしくはチルドで保存すれば、2〜3か月の保存が可能ですが、チルドで保存する場合、カビが出ていないか時々チェックして下さい。


■番外編・超簡単に栗の皮をむける方法3つ

(1) 茹でてから冷凍する

お鍋に水を張って、栗を入れます。そのまま沸騰するまで茹でましょう。沸騰したら火を消し、粗熱がとれるまで放置しましょう。手で触れられるくらいに冷めたら、栗だけ取り出して冷凍庫で凍らせます。あとは食べたい時に解凍して、いつもどおりの方法で剥くだけ。いつもなら実にくっついてしまう皮も、ツルンと滑るように剥くことができます。


(2) 切れ目を入れて、レンジでチン

おしりの部分に深い切れ目を入れて、レンジでチンするだけ。取り出す頃には、自然に皮が剥けて、ほとんど実だけの状態になっています。切れ目を入れ忘れると、栗が破裂するので注意して下さい。また、暖めすぎると栗の水分が蒸発してしまいます。600Wの電子レンジで、1分〜1分30秒ほどが適当です。


(3) フライパンで熱する

皮に切れ目を入れておきます。フライパンに、少し多めに油を入れて栗を熱しましょう。表面がじゅうぶんに炒められたら頃合いです。パリパリに縮んだ皮は、切れ目から簡単に剥がすことができます。


いかがでしたか?下準備や皮むきのポイントやコツを知っておくことで、秋の栗をもっと身近に美味しく食べてみてくださいね。
(LAR編集部)

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