午後になるとなんとなくシワが増えた気がする……と感じたことはありませんか? 特に笑いシワが出るほうれい線のところは、ファンデーションがヨレて目立ってることもありますよね。20代はメイク崩れが気にならなかった方も、30代以降になるとある日突然、年齢肌を実感しやすくなります。エステや美容クリニックに頼る方法もありますが、お金をかけずにほうれい線を目立たなくするコツをご紹介します。毎日の入浴時、顔や身体の筋肉がほぐれているときにすると効果的ですよ。
一番は年齢肌による表情筋の衰え(肌のたるみ)ですが、睡眠不足や暴飲暴食、乾燥、紫外線の影響、血行不良などがあります。また、肩こりや首こり、リンパの流れが悪くなるとむくみを引き起こし、まぶたや頬が垂れてきます。そうすると余計にほうれい線を目立たせてしまいます。
1. ベロ回し運動
口を閉じて舌の先でほうれい線を内側から押し上げて5秒間キープします。これを左右交互に数回行います。余裕があればほうれい線に沿って舌を動かしてみましょう。
2. 3つの変顔体操
まずはひょっとこ顔です。口をつぼめてつぼめた口先を左右に動かす運動です。2つ目はフグの顔です。口を閉じて口全体に空気を入れて思い切っ切りふくらまします。上歯茎、下歯茎にも空気を入れます。フグの顔をした後に、タコの顔を作ります。思いっきり口を膨らませたら、空気を吐き出しながら口元を突き出すようにつぼめます。頬は内側から吸い込むように凹ませます。これを数回くり返します。変顔は、表情筋のエクササイズ。地味ですが普段使わない動きをするため、意外とキツイ運動です。
3. 顔のツボ押しでほうれい線対策
小鼻の両脇と黒目からまっすぐ下へ下ろした線が交わるところにあるツボを人差し指で軽く5秒、ゆっくり押します。むくみ解消、皮脂分泌を正常化してくれる「巨りょう(こりょう)」というツボです。口角の外側にある「地倉(ちそう)」というツボは口角アップに効果的です。ツボ押しした後に軽く上下に揉みほぐして刺激してあげます。
以上3つの運動を、毎日入浴中の体と顔の筋肉が温まってほぐれている時に行うと、より効果的です。顔も意外と凝っているので、ほぐしてあげるとスキンケア後の肌状態も変わってきます。ぜひお試しください。
(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)
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