「仕事や家事、子育てに忙しくて、メイクに時間がかけられない」という女性は多いと思います。しかし、メイクの工程を上手に省いたり、事前準備をしっかりしておけば、手抜き感のないメイクを楽しむことができます。
今回は、コスメコンシェルジュの筆者が実際に行なっている時短メイク術をご紹介します。
普段使うコスメをポーチにまとめておくと、コスメを1つ1つ探す手間が省けるので時短になります。
持ち歩く用とは別の専用ポーチを作ってみてはいかがでしょうか?
ベースメイクはBBクリーム、もしくはCCクリームだけで終わらせると、下地やコンシーラー、日焼け止めを重ねる工程が省けるので時短になります。
フェイスパウダーを使わないことでツヤっぽく仕上がりますが、ベタつきが気になる人は、ブラシでさっとのせる程度に調整すると良いでしょう。
また、春や夏のように汗をかきやすい季節はBBクリームやCCクリームが落ちやすく、日焼け止め効果が薄れることもあるので、汗によるメイク崩れが気になる場合は、必ず日焼け止めを併用するようにしましょう。
アイシャドウは何色も重ねるタイプではなく、単色のスティックタイプが時短メイクに向いています。
まぶたの中央から目尻、そしてまぶたの中央から目頭にアイシャドウを入れたら、片方の手でまぶたを引き上げ、アイホールに向かって放射線状にアイシャドウをぼかしていけば自然なグラデーションが完成します。
また、まぶたに色を塗ることに抵抗のある人に役立つのが、「茶系のペンシルアイライナー」です。
茶系のペンシルアイライナーをまぶたのキワに引いたら、アイシャドウブラシ(平らな形状)を横向きにして小刻みに動かしながらアイライナーをぼかします。これだけで、アイシャドウを使わなくても奥深い目元に仕上がります。
最近では、チークとリップが一体型になったコスメがたくさん登場しています。時短メイクにも最適ですし、同じ色味を使うことでバランスよく仕上がるのが嬉しいポイントです。
時短メイクの際は、使用するアイテムや工程を上手に省けば効率的です。
しかし、一番省いてはいけないのが「日焼け止め」です。ベースメイクに日焼け止め機能が備わっていれば問題ありませんが、汗や皮脂でメイクが落ちやすい人は、日焼け止めを塗り忘れず、しっかりと重ね塗りするようにしましょう。
(コスメコンシェルジュ/美容ライター 岸田茉麻
日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)
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