こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。お餅はお正月に欠かせない食材ですが、お正月が過ぎると余ってしまいがちですよね。今回は、普通の食べ方はもう飽きた!という方に、ちょっと変わったアレンジレシピ2つをご紹介します。家にある食材だけで作れて、作り方も簡単!食べきれなかったお餅が秒でなくなっちゃいますよ。
キッコーマンの公式サイトで見つけて驚いたのが、おかきのレシピ。通常はおかきは油で揚げて作りますが、サイトでは電子レンジで作る方法が紹介されていました。
・切り餅…1個
〈味付け用〉
・しょう油…小さじ2
・砂糖…小さじ2
・白ごま…小さじ2
①切り餅を1cm角に切り、クッキングシートに並べます。ラップをせずに、電子レンジで加熱します。
加熱時間:500Wで3分程度
加熱後のお餅がこちら。
今回はちょっと失敗です。間隔が足りず、お餅がくっついてしまいました。
中央の黒っぽいお餅は、焦げによるもの。
お餅の大きさや電子レンジによっては加熱しすぎて焦げたり、加熱が足らず膨らまないことがあります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
お餅はパリパリ状態になっているので、くっついてしまっても大丈夫。手で切り離してくださいね。
うまく作れたときは、こんな感じになります。おいしそうにプクッと膨れてくれますよ。
加熱後のお餅は、サックサク。軽く焦がすと、米菓特有の香ばしい風味が楽しめます。
②しょう油、砂糖、白ごまをボウルに入れて混ぜます。
③ボウルにお餅を加えて絡めたら完成!
一般的なおかきはガリガリの食感ですが、レンジおかきはサクサク・カリカリの軽い食感です。油で揚げてないので、後味もさっぱり!
お餅と砂糖しょう油の相性の良さは、説明不要ですよね。食べる手が止まらず、秒で消えてしまいました。
お餅は相性が良い食材が多いので、味付けを変えて楽しむのもおすすめです。
こちらは、バターしょう油と絡めたもの。濃厚な味わいになり、おつまみもぴったり!
粉チーズ、青のり、カレー粉も、おつまみ向きの食材です。キッチンにある方は、試してみて。
キャラメルソースを絡めると、甘いおやつに早変わり。
きなこ、ココアも、お餅とよく合う食材です。米菓はカロリーが低めで満腹感が得やすいのが長所。ダイエット中のおやつにいかがでしょう?
レンジで作るおかきは、時短で作れて手間いらず。油を使わないので、後片付けも楽ちんです。
おかきがこんなに簡単においしく作れるとは、新発見!おかき好きさんは、試して損なしです。
お餅製造業のうさぎもちの公式サイトでは、お餅を使った多彩なレシピが紹介されています。
その中で注目したレシピが、「麻婆豆腐もち」。市販の麻婆豆腐の素で簡単にメイン料理が作れる、ズボラレシピです。
・切り餅…4枚
・麻婆豆腐の素…1袋
・豆腐(350g〜400g)…1丁
・赤ピーマン…1/4個
・黄ピーマン…1/4個
・万能ねぎ…3本
・水…60cc
①豆腐は1.5cmのさいの目切りに、ピーマンは1cmの四角に切ります。
※レシピでは赤ピーマン、黄ピーマンと書かれていますが、今回は緑ピーマンを使用。
万能ねぎも小口切りにしておきます。
②フライパンに麻婆豆腐の素と水60㏄を入れ、強火にかけます。
通常、市販の麻婆豆腐の素では水は不要ですが、今回はお餅を茹でる必要があるため、お水を加えて作ります。
③煮立ったら、餅と豆腐を加えて中火で約3分煮ます。
④ピーマンを入れてひと煮立ちさせます。
⑤万能ねぎを散らしたら完成です。
麻婆豆腐にお餅って合うの?と謎でしたが、想像以上に美味!
お餅を口に入れると麻婆の旨味が広がり、後からピリッとした辛さが追いかけてきます。この味は、韓国料理のトッポギ(トッポッキ)が好きな人は、きっと気に入るはず。
麻婆ソースがモチモチのお餅に絡み、一体感が出ているんですよね。「元からこういう料理があったのでは?」と思うほど、違和感がありません。
ボリューミーな1品が、フライパン1つで完成するのも嬉しいポイント。料理が面倒なときも、負担なく作れて助かります!
お餅の個性派アレンジレシピを2つご紹介しました。
特別な食材は不要で、手軽に作れるので、いつもの食べ方に飽きたときは、ぜひチャレンジしてみて!持て余したお餅が即消費されちゃいますよ。
撮影・文/小町ねず