なんとなく家が散らかっている、出費がなかなか減らない…。もしかするとそれは、持っている「もの」に原因があるかもしれません。今回は、整理収納アドバイザーで1,500万円貯めたわたしが、捨てて初めて「ムダだと気づいたもの」をご紹介します。
100均のキッチン用品売り場、めちゃくちゃ充実していますよね。味玉メーカーやキャップ外し、ペットボトルをつぶすグッズなど…。“目からウロコ”の魅力的な商品がたくさんあります。
でも、実際に買ってみると「1度使ってそれっきり」になりがち。グッズが増えるほど引き出しがぎゅうぎゅうになって、奥に追いやられる…そんなパターンが多いんです。
じつはわが家にも、100均の便利グッズはたくさんあったのですが、使用頻度が少ないものはすべて手放しました。味玉はジップロックでつくれるし、ペットボトルだって足で踏みつぶせばペチャンコです。
どれも「あったらいいな」と思うものばかりだけど、裏を返せば「なくてもいいな」と感じるものは結構あります。
人をダメにするほど、快適な座り心地に憧れたわたし。以前は巨大なビーズクッションをリビングに置いていました。
でも、いざ置いてみると存在感がものすごいです。部屋はかなり狭くなります。
そして手放した一番の理由が、お手入れが大変なこと。クッション自体は洗えませんし、ヘタったらビーズも補填しなくてはいけません(しかも高い…泣)。
粗大ゴミ扱いなので、捨てるにもお金がかかります。掃除をするたびにどかすのもひと苦労。子どもたちがジュースをこぼしたのをきっかけに、「これはいいタイミングだ!」と手放しました。
コスメを買ったときについてきたり、配布しているのをもらったり。いつの間にか、小袋の試供品が溜まっていませんか?
「いつか旅行で使えるかも」と取っておきたくなるのですが、わたしはコレ、やめました!
コスメにも使用期限がありますし、あまりに溜めておくと“使いどき”に迷いやすいです。
実際にわたしも、何年も前にもらった試供品が出てきて、結局捨ててしまった経験がありました。
コスメに限らず、試供品はもらってすぐに使い切る!がベスト。もったいぶらずに消費したほうが、家も散らからずムダなく使えます。
一度手にしても、手放すことは間違いではありません。「コレはいらなかったかも…」という経験を、ムダな出費を減らす原動力にしましょう。
文/三木ちな