11月1日(金)から3日(日)まで開催されている「東京蚤の市」。全国のアンティークショップやクリエイターさんたちが大集合する人気イベントです。レトロかわいい雑貨から古道具、古着、アクセサリー、本、家具まで、掘り出し物が見つかる3日間。今回は「東京蚤の市」の魅力を、実際の会場の様子を交えてご紹介します。
今回の東京蚤の市の会場は、東京・立川にある「国営昭和記念公園」。立川駅からは徒歩10分ほどの場所にあります。
入場にはチケットが必要で、当日券は2,000円(税込)、前売り券は1,500円(税込)です(前売り券はご来場希望日前日の23:59まで予約可能)。
開場時間は各日9:30〜16:00まで。閉場時間が少し早めなので、訪れる前に時間を確認しておきましょう。
今回、会場に集まったお店は254組。ぐるっと一周するだけでも時間を要するので、なるべく早めに訪れるのがおすすめです。また、訪れたいお店があったら、事前にマップで確認しておきましょう。結構迷います⋯!
出店者によっても決済方法が異なるため、電子決済の準備や現金も多めに用意しておくと安心です。
9月頃に東京蚤の市の開催を知り、実は密かに開催を楽しみにしていた筆者。さっそく初日に訪れてきました。
訪れたのが平日だったため、14時頃に到着しましたが、そこまで混雑しておらず。天気は曇りなものの、過ごしやすく心地よい気温。のんびりと楽しめました。
ここからは蚤の市でどんなモノが販売されているのか、実際の様子をお届けします。
まずは食器やグラス、花器などの古道具たちをご紹介。独特な形、経年変化による味わい、どれも古道具ならではの魅力に溢れたものばかりです。一点物の商品もあり、モノとの出会いを楽しめるのも蚤の市の魅力。
雑貨類もほかでは見かけない、レトロなデザインのかわいいものばかり。キーホルダーにハンコ、ステッカー、ハンカチ、アンティーク物もあり、使い古された感じがまた良い味わいになっています。ちょっとしたお土産にもぴったり。
文具類、ポストカード、海外の古切手なども、額縁に飾って様になるようなステキなものがたくさん! デスク周りに飾ったり、小物と一緒に飾っても良いですね。使う人のセンスがより磨かれるようなおしゃれなものばかり。
ヴィンテージのフィルムカメラ、玩具、大人気の鉄道グッズなども販売されていました。マニアの心に刺さるようなお店屋さんがたくさん並んでいて、見ているだけでも楽しい! お店の特色が出ているオリジナルな商品は、つい手に取りたくなってしまいます。
毎日のお買い物やお出かけをより楽しい気分にしてくれるような、かわいいバッグもたくさん販売されています。台湾おみやげで人気の漁師網バッグに、動物をモチーフにしたバッグまで、アート作品のような商品も並んでいて、遊び心あるデザインにワクワクが止まりません。
海外から届いたヴィンテージ古着に、オリジナルのアンティーク腕時計、ハット、革靴などのファッション小物の数々。筆者が大好きな革小物のブランド「SAFUJI」も出店されていました。実物を見る機会が限られてしまうお店も揃っているので、一緒に楽しめるのはすごく嬉しいです。秋冬ファッションを調達するのにもおすすめ◎。
東京蚤の市で特に人気だったのが、植物やドライフラワー。花束、鉢植え、 多肉植物、小さなものから大きなものまで、とにかく選びきれないくらいにおしゃれなお花たちが揃っていました。蚤の市の記念写真にも、おしゃれな小物としてぴったり。
ヴィンテージのポスター、ペンダントライト、大型家具を販売しているお店も並んでいます。ちなみに大型家具は、配送の受付も会場で行われているので、その場で購入しても問題なし◎。古本も、絵本から海外のアンティーク本まで並んでいて、子どもから大人まで楽しめるアイテムがたくさん揃っていました。
会場には、全国から40店舗以上もの飲食の名店が揃っています。お買い物の休憩がてら、絶品グルメも満喫できるのが東京蚤の市の魅力! 各種お菓子をはじめ、クラフトドリンクや大人気のクッキー缶まで販売されているので、味わってみたかったグルメに出会えるかも。
アクセサリー作りやくるみボタン作り、シルクスクリーン体験などのワークショップをはじめ、スタンプ集め、物々交換、いきなりラップバトルなどのユニークなイベントも盛りだくさん! メインステージでは、アーティストのライブも楽しめたりと、丸一日楽しめるほどイベントが充実しています。一人で訪れても良し、家族や友人、恋人と訪れても楽しめること間違いなしです。
今回は大人気の大型イベント「東京蚤の市」についてお届けしました。全国のステキなアンティークアイテムが揃った「東京蚤の市」は11月3日(日)までの開催です。
会場の立川では、ライトアップも行われているので、夜間にはロマンチックな景色も楽しめますよ。ぜひ、掘り出し物探し&秋の思い出づくりに、立川まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
文・写真/滝谷遥