こんにちは!100均を調査し、掘り出し物を見つける企画「100均パトロール」のお時間です。今回のグッズは、こちらの黒色のバッグ。ラッピングバッグではありませんよ。
「黒色」の「不織布」で作られているのがポイントです。このグッズを使うと、うっかりやりがちなミスを防ぐことができます。
【ヒント】
①黒色により、あるものを遮ることができます。
②マチが広めで、かさばるものを入れやすい形状です。
このグッズが置かれていたのは、キッチングッズ売り場です。どんな目的で、何を入れて使うものでしょうか?
このグッズの正体は……
じゃがいもの鮮度を保持しながら保存できる「じゃがいもバッグ」でした!
じゃがいもは低温に弱いため、冷蔵庫で保存すると鮮度が早く落ちてしまいます。
常温保存が適していますが、じゃがいもは光が当たると表面が緑色に変色してしまうので、注意が必要。緑色になったじゃがいもは毒素が含まれていると言われていて、毒素を多く含むじゃがいもを食べると、吐き気、下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることがあるそうです。
「じゃがいもバッグ」は、黒色により緑化を招く光をシャットアウト!鮮度保持に役立ってくれる保存バッグなんです。
黒色の不織布のラッピングバッグを使えばいいのでは?と言われそうですが、手に取ると違いがわかりました。
不織布のラッピングバッグよりも厚手で丈夫。触るとゴワッとしています。
重たいじゃがいもを入れても、破れる心配がありません。
じゃがいもの土や皮くずが落ちないよう、目が細かい不織布で作られているのもポイント。周囲を汚さずに保存が可能です。
バッグのサイズは約30.5cm×22.5cm×16cm。マチ幅がしっかりあり、約1~2kgのじゃがいもを入れることができます。
さすがじゃがいも専用バッグ、保存しやすい作りになっていました!
実際にじゃがいもを入れて保存してみました。
じゃがいもはビニール袋から出して入れ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管してください。
紐をきゅっと絞ると、虫やホコリの侵入もガード。安心して保存できますね。
今回は約1か月半、放置してみました。
表面が緑色に変化せず、きれいなまま。問題なく保存ができました!
こちらは、何もせずに約1か月半放置したじゃがいもの姿です。
緑色に変色しているのがわかりますか?同じ場所に置いたのに、緑化してしまいました。
右側が「じゃがいもバッグ」に入れたもの、左側がそのまま放置したものです。
並べてみると色味がはっきり違いますよね。
緑化したじゃがいもを調理するときは、緑色の部分がなくなるまで皮を厚くむく必要があります。中心部まで緑色に変色した場合は、食べるのはNG。
せっかく買ったのに、もったいないですよね。じゃがいもをまとめ買いしたときや、すぐに食べないときは、このグッズの出番!
紐を緩めればすぐに取り出せて調理できるし、ストレスフリーで保存できますよ。
これまで常温保存するときは新聞紙で包んでいましたが、見た目も良くないし、場所を取るのが気になっていました。
「じゃがいもバッグ」なら、省スペースでまとめて保存できるし、見た目もすっきり!じゃがいも好きな方におすすめのグッズです。
商品情報:じゃがいもバッグ 110円(税込)/セリア
※2024年10月時点の情報です。
撮影・文/小町ねず