読めそうで読めない漢字をそのままにしていると、いざという場面で恥をかいてしまうかも!今回は「たてに」と書く「縦に」の正しい読み方をチェックしましょう。
もちろん「たてに」とも読みますが、これ以外で読んでみましょう。
ちなみに正解をひらがなで書くと、「縦」の部分は5文字。ひとつの漢字にしてはボリュームたっぷりすぎますね。
そしてこの読み方、今回は「縦」の字を出題しましたが、同じ読み方をする漢字が10数個もあるんです!
「恣に」、「肆に」、「擅に」、どれもすべて同じ読み。混乱しますね…。文字通り、色々な漢字を「縦に」当てている、という印象です。
「権力を縦にする」などと言うフレーズはよく聞きますよね。
「ほしいまま・に」は、上でご説明したように、いくつもの漢字が当てられていますが、「縦」の字を当てたのは、縦に自由に伸びる様を表すことからだそうです。
ややこしいですが、「欲しいままに」と表記するのは、正しくないそうです。新聞や雑誌などでは特に注意して校正されているそうなので、機会があればチェックしてみてくださいね。
まとめ/伊波裕子、暮らしニスタ編集部 ※人気記事を再編集して配信しています。