認知症を早期発見することで、治療を早く受けられることや、家族の心の負担が軽くなるなどのメリットが。でも、そもそも老化なのか認知症の初期症状なのか見分ける方法はあるのでしょうか?
認知症の知りたい情報がわかりやすく読める本『マンガで解決 親の認知症とお金が不安です』からご紹介します。
・今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
・同じ事を何度も言う、問う、する
・しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている
・財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
・料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
・新しいことが覚えられない
・話のつじつまが合わない
・テレビ番組の内容が理解できなくなった
・約束の日時や場所を間違えるようになった
・慣れた道でも迷うことがある
・ささいなことで怒りっぽくなた
・まわりへの気遣いがなくなり頑固になった
・自分の失敗を人のせいにする
・「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
・ひとりになるとこわがったりさみしがったりする
・外出時、持ち物を何度も確かめる
・「頭が変になった」と本人がうったえる
・下着を替えず身だしなみをかまわなくなった
・趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
・ふさぎ込んで何をするのもおっくうがり、嫌がる
(出典:公益社団法人 認知症の人と家族の会)
いくつか思い当たることがあれば、一度専門家に相談してみるのがよいでしょう。
(マンガ/上大岡トメ)
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