こんにちは。家事コツ研究員のTです。夏の疲れと暑さで、昼食はつい麺類になりがちな我が家です。しかし、さすがに食傷気味なのか、昨日は茹でたそうめんが大量に余ってしまいました。伸びきったそうめんをそのまま食べるのもなぁ…なんとか活かせないものか?と、アレンジレシピを調べてみました!
テレビで以前見た大きなタピオカ団子のココナツミルクデザートをイメージして作ってみることに。どこから見ても、元はそうめんとは思えない出来のものが完成しましたよ!
・茹でたそうめん…適量
・片栗粉…1カップ
・砂糖…1カップ
・ココナツミルク…2カップ
・コンデンスミルク…適量
※くだものの缶詰少量と氷
1)そうめんを包丁で細かく刻みます。
2)刻んだそうめん、片栗粉、砂糖をビニール袋に入れます。
3)ビニール袋をもみもみして、全体を混ぜ込みます。刻んだ麺の形が少し残るぐらいにするのがコツ。
4)ビニールの先を少しカットします。濡らした手のうえに中身を絞りだし、軽く丸めます。
5)鍋にお湯を沸かし、団子を入れて、茹でます。
6)団子が写真のように浮いてきたら、茹で上がりの目安。
7)茹でた団子を、氷水に入れて冷やします。
8)ココナツミルクにコンデンスミルクを入れかき混ぜ味を調えます。濃さは氷水で調整。こうして作ったココナツミルクシロップに団子を入れて完成!私は彩りで桃の缶詰をあしらいました。
見た目は完全にタピオカミルク。砂糖で甘みをつけるのではなく、コンデンスミルクを入れてシロップを作るのが、コクのあるおいしさのポイントです。
さらにまだ余っている残りの「そうめん」を使って、主食も作ってみました。
アレンジ方法をいろいろと探して、最初はピザを作ろうかな?と思ったのですが、製作途中であんかけやきそばのレシピを発見。
ピン!とひらめいて、ピザ生地状になったそうめんで急遽メニュー変更。中華おこげに大変身させてみました!
〇そうめんおこげ
・茹でそうめん
・片栗粉
・油
〇あんかけ
・もやし
・ハム
・赤ピーマン
・きくらげ
※家にある野菜ならなんでも!
〇調味液
・チキンスープの素(顆粒)…大さじ1
・水…90㏄
・酒…大さじ3
・醤油…大さじ4
・オイスターソース…大さじ1と1/2
・にんにく…ひとかけ
・砂糖…少々
・片栗粉…小さじ3
※これらを計量カップに入れて混ぜておく。
おこげは「ジュ~!」という音も味のうちなので、先にあんかけを作ってしまいます。
1)ハム、ピーマン、きくらげを短冊切りにして形を揃えます。フライパンに油を入れてきざんだニンニクと短冊切りにした野菜、もやしの順に入れて炒めます。
2)合わせ調味料を鍋に入れ、強火でかき混ぜながら火を入れます。最後にまた熱を入れるので、緩めのトロミの状態で火を止めます。
3)そうめんおこげを作ります。ボールに入れたそうめんに片栗粉を加え、全体にまぶします。
4)多めの油を入れて熱したフライパンにそうめんを平たく広げ、揚げ焼きにします。そうめんおこげは、多めの油で揚げ焼きにするのがコツです!
5)色がキツネ色になるまで焼きます。焼きあがったら、一口大にカットしておきます。
6)お皿にカットしたそうめんおこげを並べ、温めなおした中華あんをかけたら完成!仕上げにあらびき胡椒を振ると風味がアップ。
タピオカミルクは、細かく刻んだ麺のつぶつぶがタピオカの食感みたいで楽しく、コンデンスミルクのコクがほっとする甘さに。もともとのそうめんの塩気もアクセントになっています。想像以上に本格派。
中華おこげは、まさかそうめんとは思えないほどのおこげ感。食感も味もまさに中華!これはリピ決定です★
いかがでしたか?ひょんなことから途中メニュー変更となりましたが、それが大成功でした。
材料も基本は余りものと家にありそうなもので作れるので、おこげは手軽にできそうです。また、タピオカミルクは、言われないと元がそうめんだとわからないほどの完成度。
みなさんも、そうめんをゆで過ぎたとき、試してみてくださいね。
写真・文/龍タラ ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。