「時鮭」と「秋鮭」はどちらもサケですが、同じものではありません。今回は「時鮭」と「秋鮭」の違いを明らかにしていきましょう。
「時鮭」とは、一般的に5月から7月にかけて北海道沿岸で獲れる鮭のことを指します。
まだ産卵期を迎えていない若い鮭で、脂がのっているのが特徴です。産卵に備えて栄養を蓄えている時期なので、身が柔らかく、ジューシーな食感が魅力。
北海道では「トキシラズ」とも呼ばれ、季節の味覚として親しまれています。
一方、「秋鮭」は名前の通り、秋に北海道沿岸で獲れる鮭を指します。
9月から11月にかけての産卵期に川へ戻ってくるため、産卵を控えた鮭です。この時期の鮭は栄養を卵や白子に使い、身が引き締まり、脂が少なめでさっぱりとした味わいが特徴です。
秋鮭は鍋料理や焼き物などに向いていますよ♪
時鮭は、5月から7月にかけて獲れる鮭で、産卵前のため脂がたっぷりと乗っています。この豊かな脂のおかげで、時鮭はジューシーで濃厚な味わいが楽しめるのが特徴です。
一方で、秋鮭は9月から11月にかけて獲れる鮭で、産卵に向けて体力を蓄えるために身が引き締まり、脂は控えめです。そのため、秋鮭はさっぱりとした味わいで、鍋料理や焼き物など、あっさりとした料理に適しています。
どちらも鮭の美味しさを楽しむことができますが、それぞれの季節や料理法に合わせて選ぶと、より一層その美味しさを堪能できますね!
まとめ/暮らし二スタ編集部