7月11日正午に予約販売され、わずか数分で完売した、日清食品の『謎うなぎ』。SNSでも話題沸騰中の謎うなぎですが、残念ながら5,000食限定だったため、入手できなかった方も多いのではないでしょうか? かくいう筆者も入手できなかった一人です。
しかし、つい先日、同じ謎うなぎを楽しめるカップ飯タイプの『謎うなぎ丼』が発売されました。うなぎ不使用なのに、うなぎ丼の風味と食感が楽しめるという、なんとも不思議な商品。今回は、謎うなぎを実際に食べた感想を正直にレポートします!
7月15日に発売された日清の新商品『謎うなぎ丼』。
うなぎ不使用にも関わらず、うなぎ丼の風味と食感を楽しめる、まさに「謎」に満ちた一品です。
一体なぜ、うなぎを使わずにうなぎ丼の風味を楽しめるのでしょうか。その秘密は、あの「謎肉」でも使用されている「大豆たんぱく加工技術」にあるそう。
謎肉を製造する技術を活用し、大豆たんぱくを主原料にうなぎの蒲焼きのような食感、見た目を再現。さらに、ご飯に、しょうゆをベースに白身魚の旨みを加えたスープを染み込ませ、うなぎ丼の風味に磨きをかけています。
これはさっそく試してみなくてはと発売日夜にセブンイレブンで購入。価格は税込み398円でした。
うなぎ丼の風味だけでも楽しめるとしたら、かなりコスパが高いですよね。期待を胸に、いざ実食!
それでは、さっそく『謎うなぎ丼』を作ってみましょう。
夏のお祭り感があるパッケージに心が躍ります!
フタを開けると、さっそく食欲をそそるうなぎの香りが。
作り方はいたってシンプルです。まずは、お湯を入れる前に軽く左右に振ります。カップ全体を振って、謎うなぎの偏りがなくなったら、パッケージの内側の線までお湯を注ぎ、5分待つだけ。
ただし、ここで注意点が一つ。お湯を注ぐとき(もしくは沸かすとき)は、お湯の目安量190mlをちゃんと計量カップなどで測ることをおすすめします。
通常のカップ麺と違い、お湯を注ぐとお米が浮いてくるため、内側の線が少し見えづらくなってしまうんです。私は測らずに注いでしまい、少し入れすぎてしまいました…。
あっという間に完成!湯気とともに広がる山椒の香りが食欲を刺激します。
まずは、タレをかけずにひと口。うなぎを完全に再現とまではいきませんが、確かにうなぎ丼特有の風味が感じられます。
こちらが謎うなぎ。小さいながらも、皮の部分と身の部分が細かく再現されています。
写真ではわかりづらいですが、焼き目もバッチリ!まさにミニチュアのうなぎ蒲焼き。
肝心の味はというと、謎うなぎ単体で食べると正直あまり特徴がありません。しかし、ご飯と一緒に食べると、謎うなぎの食感が良いアクセントに。2、3個まとめて食べると、より「うなぎ感」が増し、山椒の風味も感じられました。
続いて、付属のタレをかけていただきます。タレは、特製甘辛たれと書かれていますが、甘みよりも辛味、塩気?が強い印象。個人的には、タレをかけない方がうなぎ丼の風味を楽しめるように感じました。
私は味見をする前に、タレを全部かけてしまいましたが、味が濃いので少しずつかけるのがおすすめ。
お好みで、甘めのタレを使用したり、山椒を追加しても良さそうです。というよりも追加したほうが絶対おいしいです!
正直な感想をお伝えすると、「うなぎ感」や「うなぎ丼感」を期待して食べると、少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、謎肉技術を用いたうなぎ丼風のプラントベースフードの体験、食の最新テクを楽しむというテーマで味わうにはすごく良い商品です!
またプラントベースフードを通して、限られた資源や食材について考える良いきっかけにもなります。単純に新しい食材を味わうというのも楽しいので、気になった方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか!
まとめ/滝谷遥