調理で役立つ万能アイテム「アルミホイル」。でも、間違った使い方をすると火事などの重大な事故を引き起こす恐れが!知らず知らずのうちに、こんな使い方してませんか…?さっそくチェックしてみましょう。
電子レンジは電磁波によって食べ物の水分子を振動、摩擦を起こして加熱する電化製品です。そのため、電磁波を反射するアルミホイルや金属製の容器などに食品を入れていると、庫内で火花が飛び散る可能性があり危険です。
冷凍食品などに使用されているアルミ製の袋なども同様に、袋ごと温めるのはNG。最悪の場合、故障や火災を引き起こす原因にもなりかねないため、電子レンジを使用する際は十分注意しましょう。
ガスコンロのグリルで調理する際、汚れを防止するためにアルミホイルを使うこともあるかと思いますが、実はこれも要注意な行動!
鶏皮などの脂を多く含む食材をグリルで調理する際に、焼き網の上にアルミホイルを敷くと、アルミホイルの上に脂がたまり、熱を帯びて発火・引火する危険性があります。
グリルの下に受け皿などがある場合は、アルミホイルを挟んだりせずに、受け皿に水を張って使用するなど、正しい使用方法を心がけましょう(製品によっては水を使わない受け皿もあります)。
アルミホイルの原料であるアルミニウムは、塩分、酸、アルカリなどと反応しやすく、酸化腐食現象を起こすためです。また落し蓋で使用する際も、調味料に含まれる塩分等によって溶ける場合もあります。
味噌や梅干しなどの塩分の強い食品などを包んで保存する際は、見栄えや食感のためにもなるべくアルミホイル以外の食品シートを使用するのがおすすめです。
まとめ/滝谷遥 ※記事を再編集して配信しています。