わが家の食費は、5人家族で月2万円台。お米とお菓子代は別で予算をとっていますが、それでもひと月の食費としては少ないほうです。そのため、よく「もやしばっかり食べてるの?」「デザートは食べないんでしょ?」と聞かれるのですが……。じつはそんなことありません。気をつけているのは、スーパーで“なにを買うか”。今回は、食費予算を守るために、わたしが「スーパーで買っているもの」と、買い方のコツをご紹介します。
鶏肉は、もも肉・ささみ・手羽ではなく「むね肉」一択です。その理由はもちろん安いからなのですが、決してむね肉でガマンしているわけではありません。
脂肪分が少ないパサパサした食感も、水+砂糖+塩でつくるブライン液につけたりマヨネーズをもみこんだり。きちんと下処理すれば、しっとりやわらかくジューシーになります。
むね肉は1kgドーーンと買った方がグラム単価も安いので、大容量パックを選んでいますよ♪
エッグショックが過ぎ去り、たまごの価格も安定してきましたね。先日、たまごを1パック130円で買えたときは、涙がでそうになりました…(笑)。
値上げ前に価格に近づきつつある今、たまごはふたたび家計の優等生に!朝食やお弁当のたまご焼きやスープにチャーハンなど、いろんな料理にアレンジできるので、必ず1週間に2パックは購入します。
冷蔵庫にたまごがしっかり入っていると、お給料日前でも「どうにかなる」という安心感があるんですよね~。
野菜はある程度買うものは決めていますが、価格は日によってバラバラ。特売の品や見切り品も、スーパーへ行ってみないとわからないことがほとんどです。
そのため、“コレ”とは決めず臨機応変に買えるスタイル。安くて新鮮、それでいてボリュームが出せる野菜を選んでいます。
節約していても、アイスやスイーツなどの嗜好品を買ってはいけないルールはありません。わたしが決めているのは、「予算を守り、予算を残さずきっちり使い切ること」。
月2万円台(お米・お菓子代別)におさまれば、なにを買ってもOKです。
なので、「今日は予算が余っているな~」「月末だから予算を使い切ろう!」なんて日は、アイスも買うしイチゴも買います!
そして、安くておいしい食材をくふうすることが大切です。そして、残った予算は繰り越さずにきっちり使い切ることも大事。「もっと節約できる」と無理せず、欲張りません。
節約していても、どう調理するかで家族がよろこぶおかずを用意できるうえに、食後のアイスだって楽しめます!ぜひ自分に合う節約を探してみてくださいね♪
文・写真/三木ちな