買い物から置き配まで頼めるコンビニの便利なサービス。その中の一つに、生まれた日の新聞が印刷できるサービスがあることをご存知ですか? 今回は意外と知られていない『お誕生日新聞プリントサービス』についてご紹介します。自分で楽しむのはもちろん、友人や家族への贈り物に活用するのもおすすめですよ。
コンビニで生まれた日の新聞を印刷できる『お誕生日プリントサービス』。コンビニのマルチコピー機から、希望する年月日の新聞の「一面」と「テレビ面」のコピーをA3サイズで印刷できるユニークなサービスです。
対応しているコンビニは、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラ(一部店舗は対応していない場合があります)。料金は、両面印刷(一面とテレビ面)で800円、片面印刷(一面)で500円。
友人や家族と一緒に、当時の新聞記事を読みながら思い出話を楽しんだり、同窓会の話のネタに活用したりと、さまざまな用途で楽しめます。今回は、実際に『お誕生日プリントサービス』を利用して、ラッピングに活用してみました!
まずはコンビニのマルチコピー機でお誕生日新聞を印刷。今回はサンプルとして印刷する日付を1999年12月31日に設定してみました(2000年代突入前日!)。
印刷する新聞は「読売新聞」「朝日新聞」「毎日新聞」「日本経済新聞」「ジャパンタイムズ(英字)」「沖縄タイムス」から選択できます。年代古めの英字新聞であれば、おしゃれなラッピングに活用できそうです。
一面とテレビ面どちらも見てみたいので「両面印刷 800円」で選択して印刷。
こちらが完成品です。すごい、ちゃんと当時の新聞がそのまま印刷されています。
年月日もこの通り。1999年12月31日。 なんだか当時の空気感が蘇るようなタイムスリップした気分です。
かつての2000年問題「Y2K問題」を取り上げた記事。当時の年末年始は、この2000年問題を見守るべく、多くの人が徹夜をして過ごしたそう。
実際にニュースをなぞって歴史を振り返るのはもちろん、レトロ雑貨として活用しても良いですね!
片面印刷だと一面のみですが、両面印刷だとテレビ面を印刷できます。
個人的には、このテレビ面のほうが馴染み深くて、見ていて楽しいです。
印刷した新聞には、当時の『NHK 紅白歌合戦』の出演アーティストが掲載されています。
モーニング娘。、だんご3兄弟、MAX、キロロ、DA PUMP、19と懐かしのアーティスト、名曲揃い!
フジテレビ放送『ワールドカウントダウンスーパースペシャル 24時間まるごとライブ LOVE LOVE2000』。このデザインも平成のフジテレビらしさを感じますね。
90年代を代表する人気番組『電波少年』の情報も掲載。ナイナイのおふたりも若々しいです!
中央下部にいる日テレのマスコット「なんだろう」もすごく懐かしい…。
今ではテレビで取り扱われることがほとんどない「心霊現象」をテーマにした番組。「臨死体験を経験したというプロレスラー・大仁田厚が、その不思議な体験を告白する。」この一文すごく気になります。笑
この日のテレビ放送では、だんご3兄弟やミッチーサッチーにまつわるニュースが放映されていたほか、
「徹子の部屋」ではドラえもんが初登場! 当時の映像を見てみたいと思い、各種サービスで探しましたが残念ながら見つけられず。
ちょっとニッチですが、このテレビ欄の時間の縦長のフォントも平成らしさを感じるポイント。
広告欄には、嵐結成の書籍の情報も掲載されています。ちなみにこの書籍は、現在もネット上で購入できるようです。有名人の敬称が「クン」なのも平成ならではのポイントでしょうか。
天気予報も掲載されているので、誕生日や記念日の天気も確認できます。
ちなみにネット上では「誕生日当日の出来事を知りたい場合は、翌日の新聞を印刷するのがおすすめ」との意見もありました。
印刷した新聞のコピーをどう使おうか考え、ラッピングに活用してみました。
定番の斜め包みで包んでみたのですが、おばあちゃんのおすそ分け感はいなめませんね。でも斜め包みと縦列のテレビ面との相性は良い気がします。すごく遠目で見ればストライプに見えなくもない?(強引すぎるかも…笑)
リボンで結んでみたのですが、 リボンはあまり合わなさそうです。英字新聞でラッピングするように紙紐などを使ったほうがおしゃれに仕上がるかもしれません。
おしゃれ度に限界はあるように感じますが、読んで楽しめると考えれば、ほかにはないユニークなラッピング。話も盛り上がるので、家族や仲の良い友人へのプレゼントにはおすすめです!
あまり知られていないコンビニの『お誕生日新聞プリントサービス』。価格は少しお高めですが、誕生日や記念日に合わせて印刷すれば、思い出の品にもなります。これからの季節、お子様の自由研究にも役立つかもしれませんね。
単純に読み応えもあって楽しいので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ/滝谷遥