普段の生活の中で当たり前に使っている物にも、実は意外な漢字が当てられているものです。知って得する難読漢字クイズ、今回は身近な物から出題!
「瓦」に「斯」。
「瓦」は、訓読みで「かわら」、音読みで「が」と読みます。
「斯」は、普段あまり使わない漢字ですが、訓読みで「これ」や「この」、音読みでは「し」と読みます。
じゃあ、「かわらこれ」?「がし」?どれも違います!
瓦に関係あるものかと思いきや、この漢字は音からの当て字なので、漢字の意味は関係ありません。
では、ヒントです。
この漢字が使われるようになったのは、文明開化後の明治時代。街頭には道を照らすためにこれを使ったあるものが設置されるようになりました。
電灯の普及により現在は減ってしまいましたが、今でもノスタルジックな景観やモニュメントとして人気があり、昨今のレトロブームでは復元されることも。
そう、〇〇灯です。もうわかりましたね…?
生活に欠かせない「ガス」。実は漢字ではこんな表記をするんです!今でもガス会社の登記簿上の商号に使われることが多く、「東京瓦斯株式会社」や「大阪瓦斯株式会社」と表記されています。
サッカーJリーグのFC東京のサポーターのことを、「瓦斯サポ」と表記するそうですが、これはFC東京の前身が東京ガスのサッカー部だったことが由来なんだそうですよ。
続いて第2問!
(下に続く)
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てつよう…?ではありません。
この漢字は当て字ですが、意味は間違っていません。この言葉、語源はオランダ語で「薄い鉄板」を意味します。そう、金属です!
この金属は、スズをめっきした薄い銅板で、耐食性があるため缶詰や食品容器、石油缶などによく使われています。
そして古くはおもちゃにも使われていて、よくこの金属を使ったおもちゃが鑑定番組で高値をつけられているのを目にします。
さらに大ヒント!
実はもう一つ漢字があるのですが、それが「錻力」です。思い浮かびましたか?
ブリキといえば、バケツやブリキ缶などがおなじみですが、最近では100円ショップにもインテリアに使えるおしゃれなブリキ商品が多数並んでいますよね。キッチンのカトラリー収納や観葉植物の鉢カバー、ランプシェードなどDIYの人気アイテムです。
次回の漢字クイズもお楽しみに!
まとめ/meiko