こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。
キッチンでお掃除したくない場所といえば…シンクの「排水口」。
「そうそう!」とたくさんの人がうなずいているのが見えるようです。
イヤですよねぇ、ヌルヌルして、ちょっとニオってきて…。わが家ではこれまで、排水口掃除用の細いブラシを使っていましたが、繰り返し使うのを不衛生に感じていました。
家にあるもので何かできないかと調べてみたら、「牛乳パック」でお掃除ブラシが作れることを発見!
排水口掃除にピッタリで、使い捨てなので衛生的♪使ってみて良かった「牛乳パックブラシ」の作り方や使うポイントをご紹介します。
材料&道具
・牛乳パック(1リットル)
・輪ゴム2個
・ハサミ
まずは、牛乳パックをハサミで切って開きます。底部分は使わないので切り落とします。
ブラシ部分は、牛乳パックの上部分をハサミでカットして作ります。
牛乳パックの開け口はツルツルのポリエチレンがはがれて紙素材が見えている状態です。ほどよく毛羽立った紙部分で排水口のヌメリがよりこそげ取りやすくなります。
ハサミは、上の写真のように5mm間隔で深さ2~3㎝程度に切ります。
先に上から約2~3㎝の所に折り目をつけておくと、切る深さの目印になり、より切りやすくなりますよ。
牛乳パックの端から少しずつ巻いていきます。
牛乳パックは少し硬いので、2~3回巻き直して折り跡をつけながら巻いていくときれい作りやすいです。
排水口のパイプより細くなるように巻いていくと、パイプの内側の掃除にも使えますよ。
輪ゴム2個で、棒状になった牛乳パックをしっかりと留めたら完成です♪
牛乳パックブラシでさっそくお掃除してみました!
(※リアルな汚れはお見苦しいので掃除してから撮影しております)
いつもはイヤな排水口掃除に、こんなにワクワクドキドキしたのなんて初めてです!
ゴム手袋をして、早速レッツ排水口掃除!
まずは、排水口の入口部分。ブラシの先を使うと、隙間にこびりついたヌメリがこそげ取れました。
次に、排水筒の内側の掃除。この側面を掃除する時、筒のカーブに合わせブラシの先がいい感じに広がってくれたので作業がしやすかったです。
水が貯まっている排水トラップ部分の掃除では、ブラシの棒部分の方が溝よりも若干太かったのですが、軽くグッと入れ込むと…牛乳パックブラシの棒部分が少し凹んで、溝にフィットしてくれたので掃除がしやすかったです。
そして、最後のパイプ部分。ここは、お肉などの白く臭い脂汚れがこびりつき、汚くなりがちですよね。やっぱり、牛乳パックブラシみたいな使い捨てのブラシで汚れを取って、ブラシ自体を捨てるのが衛生的です。
パイプにブラシを入れようとすると、毛先が逆立って「ん?入らない?」と思うかもしれませんが、大丈夫。
そのままブラシを入れていくと、毛先が逆立ったままパイプにブラシが入っていきます。
1リットルの牛乳パックはだいたい20㎝以上の長さがあるので、ズボボボボとパイプのかなり奥まで入って掃除ができました。
以前、細いブラシで排水口のパイプ部分を掃除したとき、ブラシを落として取れなくなるという失敗をしたことがあります。
でも牛乳パックブラシなら、棒の太さもほどよく、先の部分が逆立つので、パイプ掃除中に万が一、手を放してしてもすぐ落ちなかったので安心でした。
※ただし、ご家庭によって排水口のパイプの太さは違うと思います。ブラシは落とさないように気をつけてください。
もちろん、500mlの牛乳パックでもブラシが作れます。
棒部分が短いので、排水口のパイプは浅い所までしか掃除できませんが、排水口の入り口周辺の掃除には十分使えます。
牛乳パックの底部分がもったいなかったので「隙間ブラシ」にしました。
牛乳パックの底に、斜めにハサミ入れるだけ。ハサミで間隔に切れ込みを入れて、ブラシの先を作ってもいいと思います。
シンク用の小物入れの下も湿気が貯まりやすく、ヌルヌルになっていたので、牛乳パックの隙間ブラシでお掃除しました。この三角形の形が隙間に入れやすくて、隙間掃除にピッタリのアイテムになりました。
牛乳パックブラシの収納に「ブラシ立て」も、牛乳パックを半分に切って作っちゃいました。500mlの牛乳パックならそのままブラシ立てになると思います。
「牛乳パックブラシ」は排水口の太さやカーブにブラシがフィットするので汚れが取れやすいです。自分でブラシを手作りすることで、お掃除意欲が増す効果も!
ただし、お住いの地域によっては輪ゴムと牛乳パックを分別して捨てる必要があるので気を付けてください。
キッチンの排水口掃除でお困りでしたら、ぜひ一度作って活用してみてくださいね♪
文・写真/Aiko
※参考記事:排水口のヌメリをこそげ取る!「牛乳パックブラシ」