こんにちは!
暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
コーヒーをドリップして飲むのが朝の習慣なんですが、ふと「このコーヒーフィルターってほかにも何かに使えそう」と思い調べてみたところ、やはりとっても便利なアイテムであることを発見しました!
今回は、コーヒー以外に家庭で使えるコーヒーフィルター活用法をご紹介します。
コーヒーフィルターがドリップできるのはコーヒーだけではありません。
フィルターの中に入れるものを変えれば違う活用法もあるんです。
その1つが「かつお節」です。
まずコーヒーフィルターの中にかつお節1袋を入れます。
この画、とっても違和感がありますね^^;
中に入れたかつお節がこぼれないように口部分を織り込んで、しっかり閉じます。
あとはこのかつお節入りフィルターをお湯の中に入れればOK。
見てください、きれいに透き通っただし汁になりました!
少し飲んでみると、いいだしが出て、美味しい♪
これならわざわざだし袋を買わなくてもすみますね。
次もドリップの役割を利用して、ヨーグルトの水切りに挑戦します。
ヨーグルトって水分を抜くと濃厚になって、チーズみたいな食感に変身!
スイーツにしたり、ディップなどお料理に使ったりしてもOKです。
まずコップにコーヒードリッパーをセットします。
そしてドリッパーにコーヒーフィルターをセット。
これで下準備は完了です。
さぁいよいよフィルターの中にヨーグルトを入れていきます。
こちらもまた不思議な光景ですね(笑)
ヨーグルトを入れ終えたらラップをかけ、この状態で冷蔵庫の中に入れ、一晩置きます。
一晩置いたヨーグルトがこちら。
見てください、このヨーグルト。
水けがすっかりなくなり、チーズのような固形になりました。
下に置いていたコップにもご覧の通り、ヨーグルトから出た水(ホエー)がたくさん溜まっています。
一晩置おくだけでこんなにも水が切れるとは驚きました。
ちなみにこのホエー、ビタミンやミネラルが豊富なのでそのまま捨てるのはもったいない。
飲み物にちょい足ししても良し、お肉をやわらかくする性質もあるので、お肉をつけこんだり料理に使うのもオススメです。
早速水切りヨーグルトを食べてみると、味が濃縮されて甘酸っぱいチーズケーキを食べているような感じでとっても美味しい♪
ヘルシーなデザートとしてオススメですよ☆コーヒーフィルターにこんな使い方があったとは!
①②ではドリップの役割で活用しましたが、今回はコーヒーフィルターを“袋”として活用します。
まず、コップにコーヒーフィルターをセットします。
そこに、黄身が崩れないようにそっと卵を割り入れます。
卵がこぼれ出ないように、コーヒーフィルターの口をしっかり閉じます。
こう見るともうコーヒーフィルターには見えないですね^^;
あとは、沸騰したお湯の中に先ほどの卵入りコーヒーフィルターを入れ、3分ほど茹でればOK。
茹で上がりはこちら。
口を開いてみると、いい感じに火が通っているのがわかりますね。
コーヒーフィルターからお皿に卵を取り出してみたのがこちら。
白身も黄身もトロトロなポーチドエッグができました。
普通に作ると菜箸でかき混ぜて水流を作ったり、火の入り加減が難しかったりしますが、コーヒーフィルターを使えばお湯の中に入れて放っておくだけで絶妙なトロトロポーチドエッグが完成!!
今までの苦労はなんだったんだ(苦笑)。
コーヒーフィルターは名前にも「コーヒー」とついているだけあって、コーヒーにしか使えないと思い込んでいました。
でも実はこの特性を活かせば、ほかのことにも活用できることを知って、「もっと早くから知りたかったー」と思わずにはいられませんでした。
コーヒーフィルターを使うことで格段に楽になることがあるなんて!探せばほかにもいろいろなことに使えそうですよね。
ぜひみなさんもコーヒーフィルターを家庭内でもっと有効活用してみてください♪
取材・文/JUNKO