こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のYです。
やろうやろうと思って、なかなかできないのが断捨離。断捨離本はいろいろありますが、なかなか実践できないノウハウもありますよね。
そこで、思い出したのが以前読んだ、家事専門家の「1日1個引き出しを断捨離するとよい」という言葉。引き出し1つから断捨離を始めると、少しずつモノを捨てられるようになるそうです。
これだったら片付け嫌いの自分でもできるかも?
家族がいない時間を見計らって、1日1つ計3日間で3つの引き出しの断捨離にトライしてみました!さて、その結果は…?
文房具入れに使っている引き出しが、いつもごちゃごちゃしているのが気になっていました。改めて見てみると、結構いらないものがあるかも……。
左が取り出した引き出しで、右の白い紙に不要なものを並べていくことにしました。
整理してみると、出るわ出るわ……。「いつか使うかも」と思いながら、何年も全く使ったことがない文房具やグッズがたくさん出てきました。
さらに壊れた文房具、もう使っていない電化製品のマニュアル、通販を使用した時の控えのハガキなど……。その時必要でも不要になるものがたくさんあり、定期的に見直しが必要だと痛感しました。
缶パッジは同じものが2つ……1つしかいりませんよね。
イベントなどでもらったテレホンカードは入院した時に使うかなと思い保管していましたが、20枚以上あり、何年入院するんだ?状態です。
1枚をのぞき、すべて売ることにしました。なんと、固定電話であれば電話料金をテレホンカードで払うこともできるそうです!
みなさんも引き出しの中を探してみてはいかがでしょうか。
というわけで、第1日目の断捨離結果です。左が残すもの、右が捨てるものです。
<捨てたもの>
・カタログ通販の控えのハガキ×2
・使いにくいメモ帳
・壊れたセロテープ
・壊れたホッチキス
・使途不明の紐&コード
・使途不明のプラスティックの板×2
・破れたしおり
・廃棄済み商品の使用説明書×2
・イヤホンクッション(片耳だけ)
・お土産缶バッチ
<その他>
・不要なテレホンカードは売る
・ボールペンを所定の位置へ
【Before⇒Afterはこちら】
1つ引き出しを片付けただけなのに、すごくスッキリしました! いつもギチギチだったのに、スペースも確保!
この調子で、2日目には2段目の引き出しに着手しました。
ここは、子どもの鉛筆やネームペンなどを入れておく場所にしていて、小学生の子どもも時々使っています。しかし、今見直すと、必要がないものもいろいろ……。
整理してみたら、インク切れのネームペンや蛍光ペン、とりあえず小学生が放り込んだチビた鉛筆などがたくさん出てきました。
あとは、子どもと一緒にイベントで作ったアクセサリーなども出てきたのですが、キーホルダーなどは十分使えるのに、引き出しに入れていたため、活用していないことに気づきました。
思い出の品で捨てられないものは別の場所で保管することにし、必要な文房具は子どもの文具入れや絵の具箱などに戻しました。
会社員時代に買ったツボ押しも出てきて一瞬懐かしい気持ちがしましたが、このツボ押し、この20年で使ったの何回?
このほかにも、お土産でいただいたペーパーナイフもメール時代の今はほぼ使用しないので、ごめんなさいして処分させてもらうことに
ということで、第2日目もかなりスッキリとしました。左が残すもの、右が捨てるものです。
ここで気づいたのですが、断捨離には、モノを捨てるだけでなく、「所定のものを所定の位置に戻す」という効果もありますよね。
「捨てよう」と思うともったいない気持ちが高まりますが、「モノの居場所をもとに戻す」と考えて取り掛かかるもよいのではないかと思いました。
<捨てたもの>
・新しいデバイスが読み込めない古いカードリーダー
・インク切れのネームペン&蛍光ペン×3本
・短かすぎる鉛筆×8本
・ツボ押し
・ペーパーナイフ
・手づくりキーホルダー
・短かすぎたり長すぎたりする付箋×3個
・子供のミニ工作
・長さを間違えて買ったストラップ
<その他>
・子どもの文房具を所定の位置へ
・思い出の品も思い出箱に移動
3日目は、いよいよキッチンの引き出しに取り掛かります。
キッチンは実用品が多くて断捨離の難易度が高いので、ちょっと気が重かったのですが、これをしないと、年が越せない!
コロナ自粛でおうち時間が多いこの時期に、やっておきたいですよね~。
調べてみると、確かに捨てられないものは多いのですが……。
誕生日のロウソク(毎年ケーキについてくるからいらない)とか、コンビニのスプーン(これも必要なときに無料でもらえる)とか、いま必ず保管する必要もないものが、ごちゃごちゃ出てきます。
崎陽軒のシウマイ弁当を買った時についてくる「ひょうちゃん」の醤油入れも大事に取っておいたのですが、これ、使うかなあ……。
どう考えても醤油入れとして使う気はしないので、趣味のコレクションの箱に入れるか、メルカリで売ってしまうことにしました。
また、子どもが小学校高学年になったので、デコ弁用のアイテムも数を減らしたり、思い切って処分したりすることに。
れんげは家族4人分あればよいので、5つのうち1つを処分、ステンレスの計量スプーン小も、大小兼用のものを持っているので処分。
キッチン編、左が残すもの、右が捨てるものです。
<捨てたもの>
・何年も使っていない木さじ×2本
・ピューラー×2本
・コンビニのスプーンやアイスクリームのさじ×多数
・計量スプーン小
・れんげ
・シリコンバラン×4枚
・おにぎり用のりカッター
・誕生日用ロウソク
<その他>
・「ひょうちゃん」の醤油入れ→夫のコレクター箱へorメルカリで売る
・使途不明のアウトドア用品→キャンプ用品入れへ
・未使用の箸→箸立てへ
キッチンはやはり捨てられるものが少なかったですが、それでも整理整頓しただけで、かなり精神的にスッキリしました。
また、お土産でいただいた大切な箸置きなどが発見され、引き出しに突っ込んでおかないで、明日からどんどん使っていこう!と、ちょっと楽しい気分になれました
最初は「引き出し1つ片づけるだけじゃ、意味ない」と思っていましたが、3日間やってみただけで、かなり断捨離に対して前向きになれることがわかりました。
特に実感したのが、モノを捨てる以外にも、必要な場所に必要なものを戻すことができたり、忘れていた大事なアイテムを思い出す効果が大きいということです。
また、買っても使わないままゴミにしてしまうものって、結局はゴミを買っているようなものなんですよね……。
そう思うとゾッとして、無駄なものは買わないぞという気持ちになりました。
毎日は無理かもしれませんが、これからは週末などに定期的に引き出し断捨離をしていきたいと思います!
撮影・まとめ/吉田直子