デヴィ夫人が「不妊の原因の99.9%は堕胎」と発言し問題になりましたね。そこで今回は「主婦100人!アンケート隊」の皆さんに、実際に見聞きした、思わず耳を疑うようなアウト発言について伺いました。
「夫が『うつ病は甘え、さぼってる』とこの令和の時代にもまだ言う。やめてほしいし、絶対に外で言わないでほしい」(匿名希望・34歳)
「義父によると『女は掃除、洗濯、料理、片付けをするのが当たり前!』だそうです」(Maki・45歳)
「病気で起き上がれないくらい辛いとき、家に来て『あなたが頑張らなくてどうするの~』と何も助けてくれずさっさと帰った義母。何しに来たんだろう」(団子ママ・43歳)
「独身の女友達に『専業主婦って能天気で役立たず、暇そうだし何して毎日過ごしているの~?』と言われた。一回やってみぃ!」(izuみん♥・35歳)
古すぎる価値観を捨てきれず、それを他人にも押し付けようとするこじらせた大人達。基本的に他人への敬意や尊重する気持ちが持てない、哀れで愚かな人種です。
「お子さんがいない夫婦のことを話していたとき、ある1人が『子どもの作り方知らないんじゃないの』と鼻で笑いながら言い放った。悪魔みたいな人間っているんだなと思った」(かお・40歳)
「義母が、子どものいない姪夫婦に『いつになったら子どもができるの』と問い詰めた。不妊治療をしているかもしれないのに、相当傷ついたはず…」(ミント・46歳)
「流産してすぐ、親友だと思っていた子に話したら開口一番『子どもは若いうちに産んだ方がいいよ!うちは男子2人でホント賑やかだよ~楽しいよ!がんばって』とマウンティングともとれる発言。縁を切った」(匿名希望・39歳)
「親戚で集まったとき、おばさんが男子2人兄弟のいる妊婦さんに『3人めは女の子ほしいでしょ。やっぱり女の子がいいわよね~』と言っていた」(ピーすけママ・36歳)
「義父が、長男を産んだ私に『跡取りを産んでくれてありがとう』。いやいや、あなたのために産んでないし、あげないから。体調の心配が先では?」(匿名希望・42歳)
悪気があったり、なかったり…いろんなケースがありますが、マタニティ関連は非常にデリケートなことなので、件のデヴィ夫人のようにうかつに軽口をたたくのはご法度です。
「昔、厚生労働大臣が『女性は子どもを産む機械』というアウト発言をして話題になった。それに対して職場の男性陣が『何がダメなのかよくわからない』という人がほとんどだった…マジで?」(たっきー019・45歳)
「同僚の男性が、部下の女性に『今の顔不細工だったよ~』と」(mayu・45歳)
「癒し系が流行っていたとき、会社の先輩が『お前は癒し系じゃなくて、卑しい(いやしい)系だな!わっはっは』と得意げに言っていた。周りの女性社員シーン」(匿名・40歳)
「会社でピンヒールのパンプスを履いていたら、上司に『踏んでほしぃ~!』と言われた。10年前くらいなのでみんな笑って流していたが、今なら完全にアウト!」(へちまエンジン・36歳)
「職場で風邪予防の雑談時、『イソジンでうがいしなきゃ』と言ったら、上司がニヤニヤして『お前からイソジンって単語が出るとなんだか変な気持ちになる~』と。意味不明だったけど、後から聞いたら風俗の女性が口内消毒するときにイソジンを使うらしい。気持ちわるいし下品だし、その会社辞めて良かった」(匿名・39歳)
これがセクハラか!というコメントが多数寄せられました。職場のオジサン達、そういう話は脳内か、夜の街でやりましょう。(今は行かない方が身のためかと存じますが)
「娘のクラスメイトが家に来て、『私とあなたと○○ちゃんで仲良しの友達になったら、男の子にモテる最強グループができると思うの』と言ってきた。娘も私もドン引き…コワ」(匿名・45歳)
「兄弟がいるママがママ友グループに向かって『もう男の子のママ友はいらないんだよ~女の子ママと仲良くしたい!』と。わざわざ言う必要ない…アウト」(まみぃ・33愛)
「娘がとても勝ち気。小学校でトラブルがあると先生から度々電話がかかってきた。『クラスでトラブルが起きるたび、娘さんがかかわっているのではないかとつい疑ってしまうんですよ~』と。信じられない!」(匿名・47歳)
「息子が中学校でかるいイジメみたいなことをされたとき、思い切って担任に相談した。すると『う~んそうですか…がんばってください!』と親指を立てられて終わったらしい。その後イジメはなくなったけど、サイテーな先生だった」(匿名希望・36歳)
学校や友だち関係は、心無い言葉に傷ついたりすることが多いかと思います。たくさんの人と関わる場には、いろんな人がいますからね…。もし許されるなら、アウトな発言者には近づかないのが賢明かも。
デリカシーや思いやりに欠けた信じがたい発言や意見というのは、現実世界でもネット上でも多数見かけますね。そういうときって、言われた側はもちろん、ただ横で聞いていただけでも傷ついたりするもの。処理の仕方は難しいですが、あまり気にせず心揺さぶられないようにいきたいものです。
文/小林みほ