朝ごはんに欠かせない食パン。ですが、いくら定番といっても毎日同じようなトーストでは飽きが来ますよね。
そこで、暮らしニスタ編集部が「最強のトーストの作り方」を調べてまいりました!外はカリッ&中はフワッのトーストが簡単にできるコツ、パン派の方もご飯派の方もお見逃しなく♡
最強トーストを焼くのなら、事前準備に手は抜けません。3つのポイントをご紹介します。
食パンは6枚切りが一番人気だという話もあるようですが、できれば4~5枚の厚切り食パンを使っていただきたいところ。というのも、厚切りの方がトーストした時にしっとり&もっちり焼き上がるからなんだとか!
普段は6枚切りユーザーの筆者ですが、今回は思い切って4枚切りを購入しました!
食パンに、画像のように切り込みを入れていきます。見た目、食べやすさ、バターの染み込み具合(後述)などの観点から、このような格子状をおすすめします♪
せっかく気を遣って焼いたのに、トーストがパサパサ…考えたくないですよね。そう、トーストを焼く際にできるだけ避けたいのが乾燥。そのため、焼く前に霧吹きで水分をプラスしてあげてください。そうすることで、よりもっちり仕上げることができます。
トースターやグリルの予熱も、しっとり&もっちりトーストを作るのに大切な要素です。じわじわ焼いているだけでは食パンの水分が奪われパサパサになってしまうことも…。そのため、高温かつ短時間で焼き上げるのが重要になってきます。1~2分でOKなので、ぜひお忘れなく!
バターはパンが焼き上がった後に塗る、という方が大多数だと思います。ですが、焼く前に塗ると格子状の切り込みにバターが染み込んでたまらない美味しさに!焼いた後も塗る「二度塗り」スタイルをおすすめします。
準備も整ったところで、早速トーストを焼いていきたいと思います。まずは王道のトースターからいきましょう。
【作り方】
1.1分予熱をする
2.食パンの上部をトースターの手前側にセットする ☆重要なポイントなので、しっかり説明します☆
食パンは下の方に身がぎっしりと詰まっていて、火が通りにくいと言われています。そして、トースターは構造上奥側の方が高温になるようになっています。
つまり、この画像のように食パンをセットすることで火が通りにくい部分に高温を当てることができ、ムラなく焼くことができるんです!
3.2分焼く
そして、完成したトーストがこちら!
多少白いところもありますが、概ね端の方まで均等なきつね色になっています。普段だと「まだ焼けていない部分があるな」と待っているうちに他の部分が焦げ付いてきてしまう…といった悲しい事件を起こしがちな筆者でしたが、予熱1分→焼き2分、計3分ほぼ放ったらかしで見事良い焼き色のトーストを作ることができました。
ちなみに、最強トーストを作るにはお皿選びにもポイントが!
それはズバリ、小さめのお皿を使うこと。温かいパンと冷たいお皿が触れてしまうと、両者の温度差で結露ができ、パンがふにゃふにゃになってしまう危険性があります。そこで、パンとお皿の間に空間を作って結露を防ぐために小さいお皿を使うのが◎。もちろん、今人気の吸湿性が高い「トースト専用皿」を使うのもOKです♪
トースターが成功したところで、他のツールを使って挑戦していきたいと思います。次に使うのは「魚焼きグリル」。トースターよりも高温になるのが速いということで、水分を飛ばさずに美味しく作れるのではないか…と期待が膨らみます。
【作り方】
1.1分予熱をする
2.食パンを入れたら、強火で1分~1分半焼く
3.裏返して1分弱焼く
これで完成です。
※片面焼きグリルの設定なので、両面焼きの場合は裏返す工程は必要ありません。
いざ、トーストを出してみると…
こんがりと焼けていますね。出した瞬間から、ふわ~っと香ばしい香りも漂ってきます!ただ、真ん中から焼け始めたようで耳の方まで焼き色がついていません。お味の方も、悪くはないですが期待していたほどのパリッと感は得られず…個人的にはトースターに軍配です。
ちなみに、魚のにおいはまったく付きませんでした!ご安心ください。
最後は、フライパンを使って焼き上げます。
【作り方】
1.フライパン内でバターを溶かす
2.切り込みを入れた面を下にして食パンを置く。蓋をして中火で1分焼く
3.蓋を取り、パンをひっくり返してヘラで抑えながら1分焼く
出来上がりがこちら!
フライパンに全面を押し付けたせいか耳部分の焼き目が目立ちますが、全体的に良い焼き色。また、最初にバターを溶かし、そこにパンを投入したため上の2つより食べた時に「じゅわっ」と来ます。
バターをリッチに味わうならフライパンがベストかも!?
筆者の独断と偏見で作ったトーストを評価してみます。結果は…
1位:フライパン
2位:トースター
3位:魚焼きグリル
1位はフライパンで作ったトーストでした!トースターも捨てがたかったのですが、評価の分かれ目はバターの染み具合。トーストを美味しく味わう最大のポイントは、バターをケチらず使うことだったのかもしれません…。
皆さんも、これを参考に最強トーストを作ってみてくださいね。朝ごはんに食べれば、きっと良い1日になるはずですよ♪
文/暮らしニスタ編集部