ときどき「おやっ?」というような、明らかに失敗と思われるメイクをしている方をお見掛けしますよね。またそういう経験から、人は「自分は気を付けよう…」とふんどしを締めなおすものです。
今回は「主婦100人!アンケート隊」の皆さんに、びっくりメイクの目撃エピソードを聞いてみました。
「横に座っている人を見たら、眉毛が空中で浮いているような変な感じだった。よく見たら眉毛をカットせずに長いまま描いているようだった。横から見る大切さを学んだ」(やまだニャン太郎・45歳)
「眉毛がたけちゃんマンみたいになっている人がいて、思わず鏡で自分の眉を確認してしまった」(まい・44歳)
「ママ友は流行りの眉にしているっぽいけど、おそらく太くしすぎてTHEバブル時代の直線極太眉…。おしゃべりしてても目がどうしても眉毛にいってしまう」(ykmt・37歳)
「眉毛が、眉毛のはるか上に描いてあったおばちゃん。鏡見なかったのかな?と思った」(マリッコ・37歳)
“眉毛は顔の額縁”なんて言われるぐらい、眉は顔のなかで重要なパーツです。さらに流行に左右されがちなので、メイクするうえではかなり難しい部分もありますよね…。
「学校の参観日で、40オーバーのお母さんのチークがりゅうちぇるのようだった。老眼が始まってよく見えずメイクしたのか?と思うレベルでびっくりした」(chillin・45歳)
「30歳を過ぎて、きちんとした場にピンクのまつ毛エクステで現れた人はちょっと痛いな…と思った」(mina・45歳)
「年配の人で、恐らく昔からメイクの仕方を変えてない人が時々いる。やっぱり年相応のメイクってあるんだなと思った。自分はきちんと変えよう」(りんご・40歳)
「スーパーで時々見かける人は、舞台女優なみの強烈なメイク。目尻にシワがあるのにバサバサのマツエク、極太アイライン…激安スーパーで普段着にソレだからいつも浮いてて目立つ」(匿名希望・47歳)
「夜勤に来た看護師の先輩。人を食べてきたのかな?って感じの真っ赤なオーバーリップに、一同フリーズ…」(ぴなぱるせ・45歳)
ファッションだけでなく、ヘアメイクにもTPOはとっても大切。また年相応のメイクをきちんとたしなんでおきたいもの!「ああいうオバサンにはなりたくない」と思われたら嫌ですよね。
「アラフィフの知り合いは時々、びっくりするぐらいのアイメイクで登場する。ビタミンカラーのアイシャドウ、ラメ塗りたくりすぎ!ぶっちゃけイタイと思っている」(Rio・49歳)
「会社の別部署の年配女性、アイラインがギザギザで色もきれいに乗っていなかったので、自分は気を付けて描かないといけないなぁ…と思った」(匿名希望・42歳)
「最近はマスクをしているせいか、夏じゃなくてもマスカラが落ちてパンダになっている人をよく見かける。マスクをするようになってからはアイメイクは最小限にしている」(匿名希望・36歳)
「ママ友の夏メイクは涼し気なブルーかグリーンのアイシャドウ。もうそれが完全に2丁目メイクを思わせるドギツサで、いつも『ないわ~』と思う」(ゆんゆん・33歳)
いくら肌がきれいでも、服が素敵でも、アイメイクが雑だったり汚くなったり派手すぎたり悪目立ちすると、全体の印象はダダ下がり!明るい場所で丁寧にメイクしましょう。
「ノーズシャドウをがっつり入れてつけまつげバサバサのラテン風外国人メイクをしている人がいたけど、やっぱり日本人の骨格には合わない。横から見たらのっぺりなんだもん」(さら・39歳)
「ファンデーションと首の色が違いすぎる人。顔だけお面をつけてるようだった。『色選び間違ってるよ』と指摘したいけど、なかなかしにくい」(ちょこちょこ・38歳)
「電車で、極端に白いファンデ&極端の細い眉毛の中年女性がいて、能面のようで怖かった」(もむ・44歳)
「母は昔から厚化粧で顔真っ白、参観日に学校に来るといつも後から友達に「お前の母ちゃんおしろい」とからかわれた。なので私はファンデーションを塗ることに抵抗があり、いくら顔色が悪く見えても薄付きのベースメイクにしてしまう」(ひつじねこ・47歳)
ファンデーションの色問題は昔からのあるあるです。顔面の理想を追求しすぎて、ほかの肌や服装とのバランスがちぐはぐになってしまっては勿体ない!
「ちょっと前に流行したオルチャンメイク。おかっぱ&真っ赤な口紅な子が多くてブルゾンちえみにしか見えなかった」(きーちゃん・39歳)
「若い子のあいだでバブルっぽい感じが流行ったとき、コントラストの高い色使いをしてほとんど平野ノラみたいな子が多発していた。自分は色のトーンは抑えよう…と思った」(GRICO・44歳)
「会社の後輩が流行りの地雷メイクをしていたが、目の下を真っ赤にしすぎてただの酔っ払いみたいだった。塗りすぎはNGだな」(あべに~・43歳)
「会社に中国からお偉いさんが来る日、お局のメイクが一段と濃かった。天然の後輩が『チークが今日そんなに濃いのは、中国雑技団とか京劇をイメージしてるんですか?』と言い放ち、その場を凍らせていた。それ以来チークの濃さには気を付けている」(たっきー019・45歳)
「映え」が当たり前みたいな風潮なので、街なかでなんか浮いてる~というお顔も散見されますよね。流行りのメイクをすると何故か芸人化する!?というコメントも多く見られました。
「おしゃべりしているとき、相手が下を向いてまぶたのシワにファンデーションがたまっているとすごく気になる」(ゆうれん・35歳)
「毛穴にファンデーションが詰まっている人の顔は直視できない」(ピロー・41歳)
「朝イチの会議で、女性上司のファンデがちゃんと伸びていなくてムラに…。朝は忙しいよね、と同情した」(はなぢぶー・49歳)
「ばっちりメイクなのに口紅だけつけ忘れていた知り合いを見てからは、自分も口紅を塗り忘れてないか気を付けるようになった」(のんちゃん・46歳)
マスク必須の昨今では、メイク崩れは深刻な問題。また忙しい現代女性、ていねいにメイクする時間もなかなか取れませんよね…。メイクしなくてもいい美しい素肌がほしい!(切実)
いつの時代も、メイクには流行り廃りがあるもの。皆さんのコメントを見ていて、特に「TPO」「年相応」の大切さが伝わってきました。“人のふり見て我がふり直せ”とはよく言ったもので、みなさんしっかり教訓にしているようです。
まとめ・文/小林みほ