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土がいらない不思議な植物、エアプランツの育て方

  • 2017年2月13日
  • インテリア・グリーン・スタイル

エアプランツは空気中の水分を吸収して育つ不思議な植物です。

土が不要で様々な飾り方が楽しめるため、インテリアとして人気があります。

今回はこのオシャレなエアプランツの育て方を解説していきます。

エアプランツって何?

エアプランツはパイナップル科チランジア属の中南米原産の植物根を使って木や石などに着生し、空気中の水分を取り込んで成長します。

カフェや雑貨屋で土が入っていないガラスの容器のに飾られたエアプランツの姿を見たことはありませんか?

水やりが楽で土が不要だからこそ、普通の観葉植物とは違った楽しみ方ができるのです。

とはいえ、お世話を怠ると枯れてしまいます。

エアプランツの育て方を覚えて長く楽しみましょう。

 

エアプランツの置き場所

エアプランツは風通しが良く、明るめの日陰でよく育ちます。

直射日光は苦手なので日当たりに注意しましょう。

また、夏や冬はエアコンや暖房などの乾いた空気に当てないように注意をして下さい。

一年を通じて気温が安定した場所、つまり室内で育てるのが最適です。

 

エアプランツの育て方

まず、エアプランツの根は水を吸い込むためではなく他の木や石に着生するためにあります。

葉で水分を吸収する植物なので霧吹きで葉に水を与えるミスティングを行いましょう。

頻度は2〜3日に1回程度で大丈夫。

梅雨は湿度が高いので少し頻度を減らし、冬は温い水を与えて下さい。

水分や養分を吸収しやすい夜に行うとより効果的です。

 

春と秋、月に1度はソーキング

ソーキングという言葉をご存知でしょうか?

エアプランツは乾燥にそこそこ強い植物ですが、日常的に水分が不足してしまうと段々と弱っていってしまいます。

そこで春や秋に月に1度、5時間前後エアプランツを水に浸けて不足している水分を補います。

これをソーキングと言います。

長時間浸けてしまうと逆効果なので必ず数時間で済ませて下さい。

ソーキング後は水をよく切るか、逆さまに吊るします。

過度な湿気と寒さに弱い植物です。

ソーキングは夏、冬には行わないように気を付けましょう。

 

肥料の与え方は?

元気がない場合は肥料は液体肥料を用います。

2000倍以上、水で薄めて霧吹きで与えましょう。

ソーキング時に肥料を混ぜても良いでしょう。

春と秋以外に肥料を与えることは基本ありません。

 

まとめ

水やりが楽で育てやすいエアプランツですが、水を与え過ぎたり葉を乾燥させすぎると枯れてしまいます。

基本的な育て方を覚えたら、天井から吊るしたり壁に飾るなどワンランク上の楽しみ方をしてもいいかもしれません。

是非育ててみて下さい。

 

 

※トップ画像はPhoto by pieni_sayaさん@GreenSnap

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