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和の雰囲気が凝縮された空間、坪庭!

  • 2017年2月8日
  • インテリア・グリーン・スタイル

建物同士の間や家屋の中に作られた小規模な庭、それが坪庭です。

明かり取りや空気の流れを生むのはもちろん、観賞や癒しを目的として作られることもあります。

日本人の琴線に触れる坪庭の作り方や、DIY上のコツを紹介していきます。

そもそも坪庭とは

まず、中庭や玄関脇のスペースに垣根などで囲った空間を作ります。

そこに草花や樹木を植え、飛び石や灯籠などのオブジェを配置することで作られます。

和風のものが基本ですが、近年ではレンガや枕木を使い洋風要素を取り入れた、和洋折衷な坪庭も登場しています。

浴室内や窓越しのスペース、玄関ホールの奥側など、家の事情やアイデアで設置場所を変えることも増えています。

 

作り方

最初に作る場所を決めます。

植物を植えることになるので、光が入って風通しが良い場所が基本です。

次はコンセプトを考えます。

植物や置物を考えるときに重要なので、和風なのか洋風なのかぐらいは固めてしまいましょう。

それができたら、排水方法を考えます。

屋内に作られることが多いので、水が溜まりやすいのが坪庭です。

土の水はけが良ければ簡単ですが、そうでないときは敷地の外まで水を出す配管を用意するといいでしょう。

最後は観賞角度や位置のチェックです。

一番見せたい位置に、一番良い光景になるようレイアウトを構成します。

庭の背景や建物の壁、植木をどのように取り込んだ絵にするか。それが上手に作るポイントになります。

 

和風坪庭の例

和風の場合は、木や竹に石を配置して雰囲気を演出します。

空いたスペースに砂利を敷くのもいいですね。

ししおどしや灯籠、景石といった大きめの置物を主役にするのも面白いですね。

 

洋風坪庭の例

洋風となると、演出の主役はタイルや木材、草花となります。

空間を作る衝立もフェンスやラティスにすることで、一気に洋風の空間に変えられます。

空いたスペースには砂利ではなく、細かなタイルを敷くと一層雰囲気が出ます。

 

まとめ

限られたスペースにきれいに作るのが坪庭のコツ。

必然的に、シンプルイズベストとなる場合が多いです。

 

 

※トップ画像はPhoto by のぎさん@GreenSnap

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