エアプランツは土が要らないので天井にぶら下げたり、壁に掛けたりと、インテリアとしても使い勝手に優れ、またアレンジの幅も広げられる観葉植物です。
エアプランツについて育て方などを詳しく見ていくことにしましょう。
エアプランツとは、パイナップル科で、常緑の多年生の植物の総称です。
普通の植物のように根や土は必要とせず、岩場や木の枝などに着生して育つ事ができ、株の表面から空気中の水分を取り込んで生長できます。
またチランジアとも呼ばれます。
アメリカ南部や南米、西インド諸島などに多く分布しています。
ユニークな形のものが多くインテリアとしても最適です。
エアプランツは数えきれないくらいの種類があるのですが、その中でも主な種類をご紹介します。
まずハリシーです。肉厚で柔らかい葉なのが特徴です。
次はスパニッシュモス(ウウスネオイデス)です。
長く垂れ下がる特徴があり3mmほどの黄緑色の花も咲かせます。
次はフックシーです。ウニのような形状でとても細い葉を特徴としています。
次はカプトメデューサです。
ギリシャ神話に登場するメデューサを思わせるような形の葉が特徴で神秘的です。
次にイオンアンタです。花が咲く前に紅葉し赤くなります。
その為色のグラデーションを楽しめます。
最後にキセログラフィカです。
エアプランツでは王様とも呼ばれていて白っぽい葉でカール状の重厚な葉が特徴となっています。
エアプランツは室内で風通しが良くて明るい場所に置けばOKです。
屋外の場合には、直射日光は良くないので半日陰に置きます。
室内なら湿度が60%以下になった場合には霧吹きで週に数回程度夕方から夜間にかけて水分をあげます。
屋外では雨露に任せておいてOKです。
また1ヶ月に1回程度は、バケツなどに水を入れてその中にエアプランツを数時間浸しておきます。
ソーキング後はよく乾燥させてあげる事が大切です。
肥料は基本必要ありませんが、春と秋の成長期には場合によっては液体肥料をかなり薄めたものを霧吹きやソーキング時にあげるようにすると元気に大きく育ってくれます。
エアプランツの育て方などについてご紹介しました。
ポイントを押さえればミイラ化させずに長く楽しむ事ができるのでぜひ色々な種類のエアプランツを育ててみて下さいね。