植物の命取りともなる「土」。観葉植物を育てるときにも欠かせないアイテムです。
今回は観葉植物に使われる土を3つの種類に絞ってご紹介します。
どんな土があるのか、どんな性質の土なのか知っておきましょう。
観葉植物などの育て方などを調べているとよく目にする「赤玉土」は、「あかだまつち」と読みます。
関東平野の火山灰層の赤土のことをいい、質感や見た目が似ているのでよく「鹿沼土」と間違えられることもあります。
赤玉土の特徴は、排水性・通気性・保水性・保肥性に優れている土なので観葉植物に定番となっています。
赤玉土には、栄養が含まれていません。
サイズは大粒・中粒・小粒に分けれていますので使い方も用途に合わせて使い分けられるので便利な土となっています。
鹿沼土も赤玉土と同様、関東ローム層と呼ばれる関東平野の火山灰の層から採取できる軽石のことです。
赤玉土と間違えるのも無理はありません。
栃木県にある鹿沼地方で良く採取されるためこのような名前が付けられました。
鹿沼土は酸性度の高い土となっており、保水性や通気性に優れています。
粒の大きさも大・中・小・細粒があり赤玉土よりも粒が崩れにくくなっています。
ピートモスは、水気が多い環境で育った植物を細かくなるまで砕いて乾燥させて作った土です。
意外と忘れがちですが、観葉植物に欠かすことの出来ない大事な素材の一つが土です。
土の種類や特性を活かして、観葉植物にぴったりなものを選ぶようにしましょう。
水はけがいい土や吸水力に優れた土など、調べてから購入するのがおすすめです。