ナギと呼ばれる植物は、神社などに生えていることで知られる針葉樹です。
25メートルにも達する大きさになる巨大な樹木ですが、観葉植物としても人気を集めています。
そんなナギの育成方法をご紹介します。
ナギは、直射日光にも強く、耐暑性にも優れているため、日当たりの良い場所で育てるのが望ましいでしょう。
もちろん、最低限の日当たりがあるのであれば、室内でも構いませんが、基本的には室外で育成するのが良いです。
反面寒さには弱く、すぐに株が弱くなるので、注意しておきましょう。
ナギを育てる際の水やりと肥料についても注意しなければいけません。
基本的に乾燥には強いため、水を少しの間やらなくても、ある程度は問題ありません。
基本的には、土が乾いた時に水を与えましょう。
逆に与えすぎると根腐れを起こしてしまうので、土が乾いてからたっぷりと水をあげることを忘れないようにしてください。
肥料については特に必要としません。
ただし、育成状況を見て、少し弱っていたり、育ちが悪い時は、液体肥料を与えて様子を見てみるのが良いでしょう。
テッポウムシと呼ばれる害虫が寄り付きやすいのがナギの特徴です。
テッポウムシは葉の栄養を奪ってしまうため、枯れの原因となります。
幹の中に入ると殺虫剤も効かないので、かなり厄介です。
他に被害が出ないように葉を切るか落とすかぐらいしか対処法はありません。
ナギは、観葉植物としてミニナギと呼ばれる小型のものもかなり人気を集めています。
手に取りやすく、水耕栽培できるのがミニナギの良さです。
どちらにしても初心者にも扱いやすく簡単に育てられるのが特徴です。
一度育ててみてはいかがでしょうか。