100円ショップでも手に入るようになった観葉植物、サンセベリアですが、そのリーズナブルな価格とは裏腹にいろいろな顔を持っています。
その魅力と育て方を見ていきましょう。
サンセベリアの産地はアフリカで、厳しい暑さや乾燥にも負けない強さを持っています。
多肉植物のなかでもリュウゼツラン科に分類されている観葉植物です。
またNASAが発表した50種類のエコプラントの中でも、「空気の浄化能力が特に高い植物」の一つとして注目されています。
有害物質を吸収分解する効果やマイナスイオンを放出する効果、他にもリラクゼーション効果や目の疲れを軽減する効果もあるとされています。
サンセベリアは直射日光の当たらない、明るい室内に置きます。
強い日差しにずっと当たっていると葉が焼けることがあります。
サンセベリアは寒さに弱いので、冬場は窓から離れた場所に置く方が良いです。
そして冬は水やりも控えましょう。休眠状態に入っていますので、水をあげてもほとんど吸いません。
ただし、部屋が常に10度以上の暖かい場所である場合は冬眠しないこともあるので、2ヵ月に1回程度の水やりをしましょう。
サンセベリアの魅力の一つは、種類が豊富なのに100円ショップでも手に入ってしまうことです。
特に目にすることが多いのは「ローレンティー」と呼ばれる品種で、100円ショップやホームセンター、園芸店には必ずと言っていいほど置いてあります。
「スタッキー」もよく見かける品種です。葉が円筒型で太いネギのようなイメージがあります。
スタッキーに似たものに「ミカド」という品種もあります。スタッキーより細く小さな葉を持っています。もともとは希少種でしたが、最近では手に入りやすくなりました。
目にする機会も多いため、身近な観葉植物として親しまれているサンセベリアですが、その丈夫さや空気清浄効果には定評があります。
育てやすく、また手に入りやすいので気軽にチャレンジできる観葉植物の一つです。
※トップ画像はPhoto by yu-kiさん@GreenSnap