空気中の水分を吸収し成長するパイナップル科の植物、エアプランツコットンキャンディについてご紹介します。
これは特殊な環境を要することでも知られているため、育てる際には知っておきたい水やりや置き場についても解説します。
エアプランツは、パイナップル科ということもあり南米を中心に分布しています。
現地では岩や木に着生しており、500種類以上が確認されています。
その中でも、鮮やかな色合いのものは200種類です。
地域変種も多いためコレクション性に富んでいるとされ、高高度域のものは暑さに弱く、低高度域のものは育てやすいとされています。
また、エアプランツは大きく緑葉系と銀葉系に分けられます。
葉の根本に水を貯めるためのタンクがあり、ツルツルとした触感の緑葉系、葉の表面にある白い鱗片から空気中の養分を取り入れる銀葉系です。
水やりは週に2、3度霧吹きで行いますが、気温の高い日中は腐敗の原因になるので注意が必要です。
朝もしくは夕方、夜に行うのが一般的です。
夏季や冬季も水やりは控えめにしなければいけません。
エアプランツは蒸れに弱いため、夏場は換気をこまめに行わなければいけません。
緑葉系は水苔はあるような保湿ができる環境を好み、銀葉系は乾燥気味な環境を好むようです。
高地に自生しているものですが、5℃以上を下回る環境は避けてください。
エアプランツのコットンキャンディは、丈夫で子株を出しやすく、初心者向けとなっています。
鮮やかな銀色の鱗片と、きれいな花を咲かせることで有名な銀葉系です。
花のきれいさから女性人気が高く、ガラス容器に入れる人も多いようです。
さまざまな種類があるため、初心者も上級者も楽しめるエアプランツを紹介しました。
その中でも女性人気が高く、初心者向けとして有名なのがコットンキャンディです。
これを機に、インテリアにもなるエアプランツを育ててみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by fj.izuさん@GreenSnap